宵崎奏 栄養失調 ページ1
奏side
「ど…どうしよう……上手くまとまらない…」
早くしないと、ナイトコードの時間に皆んなに見せることが、出来なくなるのに…
「…ここは………これ……で…………えっと……」
いつもより、少し雑なのが出来ちゃったけど…
「…大丈夫、皆んなが、色々意見を言ってくれれば…この曲だって、きっと…」
ナイトコードまで、少しだけ時間がある。今のうちに、寝ておこうかな
「…はぁ…疲れ…た…」
「！？い、今、何時！？」
寝た感じ、時間がすごく経っている気がする
時計を見ると、ナイトコードの時間を5分過ぎてしまっていた
急いでみんなに繋げる
『ご、ごめん！皆んな…！』
『あ、奏遅かったね〜。珍しいね。奏が遅れるなんて』
『新曲のデモ作ってたら…』
『あ、出来たの？じゃあ、聞かせてもらいたいな！』
『私も聞きたい』
『…私も…聞いとく』
『分かった』
いつもよりは、少し駄目になっちゃったけど…
一応、聞かせた方がいいよね。意見も聞きたいし
私は曲を流してみた。いつもより、緊張してたような気がする
『…ど、どうかな…？』
『…』
『なんか…』
『…今日の奏の曲は、何にも感じられない。奏、何かあったの？』
『え…？』
想像と違う言葉を言われて、私は戸惑ってしまった
『別…に…』
『どうしたの？今日の奏。なんか違うよ？』
『ボクもそう思う。少し休んでたら？奏』
『わ…分かっ…た…』
私はナイトコードを抜けて、考えていた
何かが違う？確かに曲作りは押してたけど…
「…水、飲もうかな」
いつのまにか、口の中がカラカラに乾いてしまっていた
台所に行こうとして、立ったその時
「…あれ…なん…か…」
うまく、体に力が入らない。そのまま私は倒れ込んだ
「…っ……」
そういえば、ここ最近ずっと曲作りをしていて、何も食べていないような気がする
目の前が回っている感覚がしてくる
「……だれか…」
苦しい中で考える。そうだ。確か今日は望月さんがくる日。時間がまだまだだけど、それまで体が持てば…
運が良かった……安心しながら、ちょっとずつ眠りに入ったりして望月さんを待った
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奏多 - リアルでした…奏なら本当にあるかもしれませんね。早く救われて欲しいです。 (2022年9月18日 23時) (
レス) @page1 id: 82ec0e1b3e (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 東雲兄弟、私の欲望をガッツリ入れているのでちょっと注意です (2022年8月28日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
河合 - あみみゃまさん» ありがとうございます！ (2022年8月27日 14時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
あみみゃま - すごく面白いです (2022年8月27日 13時) (レス) @page19 id: 29c5e9b820 (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 綿菓子さん» ありがとうございます！ (2022年8月21日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
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