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ｶﾞﾗｶﾞﾗ
斗「あ！こたちゃんおかえり！」
琉巧「おかえり！」
彪「どうしたん？
テンション高いやん笑」
斗「るーく、こたちゃんに教えてやってや〜」
琉巧「あんな、西村くんが自分でバギー動かしてん！」
彪「ほんまに！？」
拓哉の体調がいい日はリハビリの時に
いつも使ってるバギーにボタンを押すと
動くものを取り付けて練習していた
でもなかなかできなくて俺らはいつかできると信じて
誰か1人はリハビリに付き添って見守っていた
斗「嘘ちゃうで！
動画撮ってるから！」
斗亜がスマホを俺に向けて動画を再生する
彪「ほんまや！！！」
動画には一瞬やけどボタンを押して
バギーを動かす拓哉の姿があった
でもそれより気になったのは
彪「うるさない？笑」
斗亜と琉巧の興奮する声が入ってて
その声は結構大きい笑
琉「やって喜ばずにはいられんやろ？
西村くんが自分でバギー動かしたんやで？」
斗「いや〜感動したね〜
斗亜泣いたもん」
琉「うん泣いてた笑」
斗「いやいやるーくも泣いてたからね？」
彪「2人とも、結構声でかいけど拓哉起きるで？笑」
今日は体育があったし
リハビリもあって疲れたのか
拓哉は遅めのお昼寝中
彪「そういえばふうさんは？」
斗「あぁトイレ行ったんやけど遅いな」
琉「もうすぐ夜ごはんやし先行ってるんちゃう？」
彪「せやな
俺らも行く？」
琉「そうしよか」
斗「ほな斗亜残るから行ってき」
彪「分かった
るーく行くで」
琉「うん」
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年7月28日 21時
