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とりあえずレッスン場の中に入る。
あったかいーー！！
和｢なぁ、星庭ちゃん、今からみんな呼んでくるからここで待っとって？
大ちゃんと色々話とき！まぁちょっと怖いかもしらんけど…(笑)｣
星｢はい、ありがとうございます！｣
そう言ってスタスタ歩いて行っちゃった。
そうは言ってもな〜…
隣には少しも目を合わせてくれない彼。
とりあえず話しかけてみるか〜…
星｢あのー、西畑くんですよね？私ジャニーズに入るってなって頑張って勉強したんです。
なにわ男子！めっちゃキラキラしてまs…｣
西｢あのさ、｣
星｢は、はい？｣
西｢俺らの過去を知らんやつが、ましてや女が、なんで今入ってくるん？
変なこと言わんとってや。｣
星｢え…………｣
うそ。
そんなこと。
すぐには受け入れてもらえないことは覚悟してたけど、
"女"を拒絶されたらもう……
西｢とりあえず、今は君のことなんにも知らん状態やから言うけど、俺は君と一緒には仕事したくない。
これから君のこと色々知って慣れていくんかは分からへんけど、大切な仲間失ってすぐやから。受け入れられへん。ごめん。｣
大切な仲間……
今ひょこひょこ入ってきた私になんか分かるはずない過去のこと。
ちょっと勉強したぐらいじゃダメなんだ。
これから色々乗り越えていかないと。
和｢大ちゃん！星庭ちゃん！あっちの部屋にみんな集まってるみたいやからおいで！｣
隣の西畑くんは、私に目もくれず背を向けて歩いて行った。
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作者名：らでゅ。 | 作成日時：2019年2月28日 12時
