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その後……
振｢はい、今日はここまでー！お疲れ様！｣
振付師さんの一声でみんなそれぞれ帰る準備を始める。
星｢あれ…？1、2、3タンタタン
ちゃうなぁ…｣
私はまだこの曲の間奏部分の踊りに苦戦中。
西｢はよ帰りや。夜遅いのに高校生1人で歩くとかあかんで。｣
星｢あ、はい｣
それでもここだけは終わらせようと踊り続けていると、
西｢なぁ、なんでそんなまでするん？
星庭さん、まだ入ってすぐやs…｣
星｢だから、なんです。入ってすぐやから。
みんなに追いつかなあかん、それ以上を求めなあかんって体が休ましてくれないんです。
"女"やから、って優遇されたくはないんです。
ちゃんと自分の力で、自分のもってる実力で、素晴らしい景色を見たいから…
だから…
私のこと、1人の仲間やとして見てくれませんか。
女の子ってわけでもなく、ただの新人ってわけでもなく。
お願いします。｣
お願い、お願い…！
伝わって……！！
西｢……分かった。
君の仕事に対する一生懸命さは分かったから。
とりあえず今日はもう遅いしはよ帰り。
俺この後まだ用事あるから車で逆方面帰るけど、さすがにこの夜道高校生1人では帰せへんから…
なぁ、みっちー。おるんやろ？
方面一緒なんやったら送ったってくれへん？｣
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作者名：らでゅ。 | 作成日時：2019年2月28日 12時
