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流星said.
大西「...あのな、大ちゃんにあの時キスされて、今までとは違う感じしてん、」
西畑「え、?」
大西「...なんていうか、言葉では言い表せへんけど、...その時はよくわからんかってん。自分の気持ちが。」
泣きそうになりながら震えた声で大ちゃんに話す
伝えたい、って思った。
大西「でも、大ちゃんが倒れて、ほんまに悲しかったし寂しかった。大ちゃんがおらんと不安になった...」
ほんまに寂しかった、このまま大ちゃんがおらんくなったらどうしようって、
自分の中で大ちゃんは大きな存在なんや、って気付いた。
大西「...大ちゃんのお見舞い行って、頭撫でてくれた時な、...ドキドキした。」
西畑「え、...?」
大西「...大ちゃんのことが、すき。」
言っちゃった、...
西畑「...でもそれは、」
” 俺の好きとは違う ”
大ちゃんは そう言いたいんやろ?
大西「...大ちゃんと、同じ意味のすき。」
西畑「...ほんま、?」
大西「うん、」
西畑「...おおにっちゃん、」
大西「ん?」
西畑「好きです、付き合ってください。」
” お願いします ” って言うより先に身体が動いて
大ちゃんの唇にキスをした。
大西「...これが、流星の答え。」
西畑「ふふっ、...大好き。」
大西「流星も、」
ギュッて大ちゃんが抱きしめてくれた。
久しぶりの大ちゃんの暖かさ。
西畑「...おおにっちゃん、」
大西「なに、?」
西畑「この先、おおにっちゃんは女の子を好きになる時が来るかもしれん。その時は、俺の事はほっといてええから...」
大西「...そんな、」
西畑「だからさ、...いつか来るその日まで、おおにっちゃんの時間、俺にちょうだい?」
大西「...うん、」
大ちゃんのことをほっとくなんて出来へんし、ずっと大ちゃんだけがすき。
大西「じゃあ、...大ちゃんの時間も流星にちょうだいな?」
西畑「当たり前やん、」
大西「約束。」
小指を結んで、約束をした。
2人だけの約束。
☆作者より
23話目にしてようやく(?) タイトルの言葉が出てきて、進展しました。
作者の妄想のようなものなので、一人称や呼び方が違う場合もあると思います。
その時はコメ欄にでも書いていただけると嬉しいです。
お気に入り登録も徐々に増えたり、hit数が1000を超え、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
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作者名:merrr | 作者ホームページ:http://twitter.com/merrr_mo_so_hs">Twitter</a>)...
作成日時:2018年11月26日 22時