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「のんちゃん、今日一日、りゅうものんちゃんのことすごい心配してくれてたね？」
タイミングを見計らって軽く促すと、望は私から降りて、流星のところへいきました。
「ん、りゅう、ごめんね、ありがとっ」
「んぇ？おん、ええよー。」
まさか自分も謝られると思っていなかったのか、流星は少し戸惑ったように返事をしました。
「りゅう、ありがとね？」
「んふっ」
流星の頭を撫でると、照れたように笑いました。
「おとん、パンチしてごめんなさい……」
「あれ、パンチやったんか……」
「こら、おとん？」
「すまん。今度またこんなんしたら、知らんからな？」
「はいっ……」
「じゃあ、もうみんな仲直りね！……あ、」
そういえば、もう一人。望にとって、今一番の強敵が残っていました。
「望、たかちゃんのとこ謝りに行かんでええんか？」
「……たかちゃん、怒ってたぁ……許してくれへんかもしらん、怖ぃ……」
「そんなことはないと思うけど、たか優しいし。」
「けどぉ……」
いつも怒らない人が怒ると怖い、だからこそ、謝っても許してもらえる自信がないのでしょう。
「のんちゃん、嫌なこと後回しにしても解決しないよ？おかんは、早く行った方がいいと思うけどなぁ。」
「でもぉ……」
いじいじうじうじと謝りに行けない望に流星がにやにやしながら近づいて、嫌な予感がしました。
「まぁ、たかちゃんあんなに怒っとるん見たことないし、もしかしたら許してくれへんかもなぁ？」
「こら、りゅう！」
「ほらぁぁ！やっぱり！嫌やぁ！！」
「え、ごめんごめん冗談やん？」
やっぱり……。
でも、たしかに崇裕が怒るなんてことは滅多にないことで、部屋に籠っている今どうしているのか気になり始めました。
そこで、まずは私一人で崇裕の様子を見に行くことにしました。
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カミツレ(プロフ) - やんぴさん» 楽しみにしていただいているようでとてもうれしいです！いつも更新激遅で申し訳ないです(T-T)これからもよろしくお願いします！ (2020年12月2日 9時) (
レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
やんぴ(プロフ) - 更新たくさんで嬉しいですー! (2020年12月2日 2時) (レス) id: 622a51d340 (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます！なかなか書く時間がなく…すみません…(T-T)できるだけ早く更新できるようがんばりますo(｀^´*) (2020年6月29日 22時) (レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - すーさん» ありがとうございます。更新頻度をあげたいと思っていますのでまたよろしくおねがいします！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
すー - 更新楽しみにしてます(;;) (2020年2月29日 17時) (レス) id: e6c1d5125d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレ | 作成日時：2020年1月1日 9時
