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「この隣のやつは、名前ないけど流星か？」
【サッカーがうまくなりますように。☆彡】
「名前かいてあるやん、ほら、流れ星。」
「お前の名前、便利やな……」
「便利やな、じゃないわ。ちゃんと名前くらい文字で書きなさい！」
「えー、めんどいしええやん。」
短冊くらいならいいのですが、たまに学校に提出するノートや教科書ですらこれの時があるので、そのうち名無し零点のテストを持って帰ってくるのではないかと、とても不安になります。
「サッカーな、今度、俺とまたフットサル行くか？」
「行く！国分おじちゃんに教えてもらう！」
「いや、俺が教えたるやん」
「おとん厳しいからやだ」
「はぁ？！どこがやねん！」
……きっと、そういうところじゃないでしょうか。なんていったら、私に飛び火しそうなのでいいませんが。
「のんもいく！」
「お、そろそろ望もフットサルデビューか？短冊も、やっぱりサッカー選手になりたい、とか……」
そういいながら、望の短冊を見た旦那が黙ったので、私も後ろから覗き込みます。
【こなんみたいになりたい！】
「あははっ、コナン！たしかにサッカーはうまいけどね！」
「いや、何言うとんねん望。毒薬飲まされたくはないやろ。」
「え？こなん、めっちゃサッカーうまいねんで？しかも頭も良いねんで？おとん知らんの？」
「それは知っとるけどやな……って、望、まさか保育園でもこんなことかいとるんちゃうやろな？」
手荒く飾りの中を探し、保育園で書いた短冊を見つけると、旦那はブハッと吹き出しました。
「え、何が書いてあるの？」
みんなで旦那の手の中を覗き込み、私はおろか、お兄ちゃんたちももれなく吹き出しました。
【りんごたくさんたべたい！】
「もっと夢のあること書けや、いつでもできるやないか！」
「ま、望らしくてええんちゃう？」
「かわいい！！！さすがうちの息子！」
みんなでわいわい騒いでいると、風船のように口を膨らませ、望が私たちをにらみます。
「なんでそんな笑うん！！のんちゃんちゃんとお願い事書いたのに！！」
「ごめんごめん。明日の朝ごはん、りんご切ってあげるからね。許して？」
「ほんま？やったー！」
「おかんはほんまに望にあまっあまやな。」
「りんごっりんごっ」
子供たち三人ともみんなかわいいですが、やはり三男の望は、つい甘やかしてしまいます。
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カミツレ(プロフ) - やんぴさん» 楽しみにしていただいているようでとてもうれしいです！いつも更新激遅で申し訳ないです(T-T)これからもよろしくお願いします！ (2020年12月2日 9時) (
レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
やんぴ(プロフ) - 更新たくさんで嬉しいですー! (2020年12月2日 2時) (レス) id: 622a51d340 (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます！なかなか書く時間がなく…すみません…(T-T)できるだけ早く更新できるようがんばりますo(｀^´*) (2020年6月29日 22時) (レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
カミツレ(プロフ) - すーさん» ありがとうございます。更新頻度をあげたいと思っていますのでまたよろしくおねがいします！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: 09f1bbf57a (このIDを非表示/違反報告)
すー - 更新楽しみにしてます(;;) (2020年2月29日 17時) (レス) id: e6c1d5125d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレ | 作成日時：2020年1月1日 9時
