夏目貴志の娘は帝丹高校へ

３０話 不運なバスジャック編 END ページ33

ーーー貴方sideーーー



貴方「あなたは？」

？「そんなことより手当が先だ
まったくお前はいつも」

い、いつも？

そ、それにこの声

貴方「せっ、、先生！！？」

先生「なんだ？」

貴方「あ、あんた、、なんでここにいるわけ！！？」

先生「私がここにいたら悪いのか」

貴方「いや、別にー、、」

新出「Aさん！

さっき怪我していただろう！
手当させてもらってもいいかな？」

貴方「あ、新出先生！」

新出「君は前もこんな怪我をしていなかったかい？」

貴方「あー、あの時は子供がい じめられてたからー、」

新出「まったく、、、」

手当を終え私は先生と警察の車に乗り事情聴取へ





それからすぐに事情聴取が終わり
外に出ると

赤井さんが立っていた

貴方「？」

誰か待っているのだろうか？

赤井さんは私を見るとこっちに歩いてきた

あ、あれ？私のこと待ってたのかな？

赤井「遅かったな？」

貴方「え、あ、赤井さん私のこと待ってたんですか？」

赤井「あぁまぁな

そっちの男は？」

先生「前にも会っただろ、」

赤井「？？？」

貴方「あ、赤井さん

あのこの人先生なんです」

赤井「先生って、君が連れていたあの？

猫？だったか？」

貴方「はい、人に化けられるって言うのは私も聞いていたんですけど
この姿は初めて見たので最初気づきませんでした;;;」

赤井「、、、、
俺はあまりその姿は好まんな、、」

貴方「どうしてですか？」

赤井「まぁ色々だ」

貴方「そうですか、、
それよりどうして私を待ってたんですか？」

赤井「君の傷の具合が気になってね」

貴方「あぁ！こんなのかすり傷ですよ！へっちゃらです！
もう慣れっこですから！」

先生「ふんっ、相変わらずお前は

ほらとっとと帰るぞ」

貴方「あ、うん！」

赤井「A、、」

貴方「はい？」

赤井「あまり、、あの新出という男には近づくなよ」

貴方「え？」

そう一言言うと赤井さんは言ってしまった
どうして？





ーーー赤井sideーーー





彼女が事情聴取を終えるまで待って
ようやく彼女が出てきたと思い近づくと
隣に知らない男がいた


その男のなりが少しジンに似ていて驚いた

だがその男はAが前に連れていたあの猫だった

どうやら人に化けられるらしい

俺はAに新出という男には近づくなと忠告をしておき

その場をあとにした
まったく、、、彼女の前だと

俺が俺じゃなくなるな、、


赤井「はぁ、、、」

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