夏目貴志の娘は帝丹高校へ

１４話 ページ17

ーーー貴方sideーーー







米花町を歩きながら私はある人に電話をかける

ﾋﾟﾘﾘﾘｯ


ﾋﾟｯ

貴方「あ？赤井さんですか？」

赤井『Aか？どうした？』

赤井さんの電話の向こうから彼を呼ぶ声が聞こえてくる

貴方「あっ、ひょっとして忙しいですか？」

赤井『いや問題ないさ

それで、なにか用事があるんだろう？』

貴方「実は私の事情を知ってるあなたにしか相談できなくて


探し物をして欲しかったんですが、、」

赤井『探し物？』

貴方「はい、、、


探し物っていうかそのものが置いてある場所です」

赤井『どんな場所なんだ？』

貴方「春夏秋冬関わらず雪が積もっている場所らしいです」

赤井『ほー、、、、


！！あそこじゃないか？』

貴方「あそこ？」

赤井『いまからそっちに行ってやる

俺がそこまで連れていく』

貴方「え！？で、でも、、、」

赤井『気にするな

今どこにいる？』

貴方「え、えっと、帝丹高校に一番近いコンビニに」

赤井『わかったすぐ行く』



それから数分ですぐ赤井さんがきた

貴方「お、お早いですね」

赤井「まぁな」

貴方「これから妖に会うんですけど
赤井さんは見えないので私の掌に触れてください」

赤井「手のひら？わかった」


赤井さんが私の手のひらにポンッと触れる


貴方「ありがとうございます！」

すると赤井さんが驚いた顔をする

貴方「？？どうかしました」

赤井「A、、、

君は、、


いつもこんな景色を？」

貴方「え？あぁ
妖怪の事ですか？


そうですね、、、

いっぱいいて私も困ってるんです;;;」

赤井「、、、、」


その時何故か赤井さんはすこし
悲しそうな顔をした



どうしてだろうか？

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