平凡少女はトリップする2 (ページ27)

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七七ページ27

鳥羽・伏見の戦いの戦いの火蓋が切られた

こちらは1万5000にたいし、相手は5000人。
人数だと旧幕府軍が優先だが新兵器により
旧幕府が圧倒されていた

土「いけ」

土方に言われ
源さんと千鶴、Aは走り出す

貴方(何があっても守る)

建物前に着くと源さんは「援軍を頼みたい！！」と叫ぶ。だが、相手はもう敵陣に落ちていた

源「ここは危険だ！！行こう！」

千「でも援軍を…！」

貴「千鶴！危ないから行くよ！」

千鶴の手を引き、逃げるように走る

千鶴はまだ納得してないようだったが
源さんに怒られ、ハッする

貴方「行こう…」

来た道を走り続けると人影が見えた

源「雪村くん！」

相手が発砲し、源さんが千鶴を庇うように立ちはだかる。そしてAも右肩を撃たれた。

貴方「源さん！！！」

相手をキッと睨み、撃たれた肩で刀を抜こうとするが源さんに止められる

源「逃げるんだ！」

源さんは刀を掴み立ち上がる

源「トシさんに伝えてくれ。
力不足で申し訳ない、最後まで共に居れなかったことを許して欲しい。感謝してもしきれない…とね」

貴方「俺も…まだ戦えます！」

源「神野くん、君はよく頑張ってくれた。
ありがとう。あんな男しかいない屯所で君みたいな女の子は生き辛いだろう…だが、諦めず頑張ってくれ」

貴方「っ、きづ…いて…たんですね」

「ありがとう」と言うと源さんは刀を握り敵に斬りかかっていった

千「いのうえさああああん！！！」

ただそこにうつる景色を眺めるしか出来なかった