伍拾 ページ1
近「池田屋に攻め込む」
千鶴と沖田の手柄により吉高を捕まえることを成功した新撰組は集めれるだけの隊士を集め、今まさに攻め込もうとしていた
Aの周りには、新田、馬越、佐々木が居合わしている
貴方「新田、お前油断すんなよ」
新「当たり前だろ?俺強ぇもん」
貴方「はいはい、そういう奴から先に消えてくんだよ」
馬「ちょ、お前ら喧嘩すんなって、うるさい」
貴方「お前がうるせぇ」
近藤が池田屋の中に入り込み、宣言をしたと同時に後ろで待機した新撰組が走り出す
近「新田くん!!君は裏口にまわってくれ!」
新「はい!!」
新田は前にいる奴らを斬り、裏口の方へ進んでいく
貴方「はああああ!!」
Aも、周りに負けじと斬りかかってくる敵を斬っていく
平「へぇ、やるじゃん」
隣には敵を余裕で倒す平助が居た
平助は階段へ上がっていくのを一緒について行く
沖「あれ?君も来たんだ」
貴方「迷惑かけないようにします」
階段の上に居る敵隊士達を斬り込み
2階の襖をバッと勢いよくあける
そこに居たのは……
月夜に照らされた黄色い髪の男と
赤い紙をした男だった
貴方(天霧……ちーさま……)
Aはある確信を持っていた
それは……
もし風間千景が沖田を蹴らなければ
結核の発症はもう少し遅れたのではないか、と
もしあの蹴りがトリガーなら、
今回の事で沖田を守れれば、少しでも沖田は長生きできる、
貴方(タイミングだ……タイミングを思い出すんだ……)
持っている刀をギュッと握りしめ、
金髪の男を睨みつける
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作者名:白バラ | 作成日時:2021年4月17日 5時