生理痛〇doctor O ページ10
アナタ:20歳 大学生
doctor:智先生
.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋
アナタside
一人暮らしの朝は、とても静かだ。
カーテンを開けて、眠気覚まし兼朝食となっているコーヒーを飲んでいた。
『あっ、今日一限からだ』
慌てて洗顔、着替え、メイク。
大学生となると、オシャレな子がいっぱいで、自分だって気は抜けない。
十分に温まったコテで髪の毛を巻いていると、下腹部に鈍い、重たいような痛みを感じた。
トイレへ駆け込むと、予想通り。
今日が、女の子の日になってしまった。
その後も鈍い痛みは残ったままで、だけど高校の時みたく気軽に休める訳でもなくて。
単位のためなら身を削ってでも行くしかない。
市販薬を流し込んで家を出た。
友達「Aっ、おはよ〜」
『おはよ〜一限からちゃんと来てるじゃん』
友達「馬鹿にしすぎ〜笑」
大学について、たわいもない会話を終えて、講義室へ。
けれど、下腹部の痛みはだんだんと気にせずにはいられないほど強くなり、講義の内容なんて入ってこない。
『、、、、った、、』
いつもなら効くはずの薬が、全く効かない。
いよいよ板書を写すことも出来なくなり、シャーペンを置いて机に伏せる。
嫌な汗が伝った。
友達「ちょっ、Aどしたの？大丈夫？」
『ごめん、、なんか今日生理痛酷くて、、』
友達「薬あげようか？」
『飲んだんだけどな、、、っいた、、、』
2限目は出席したことにしとくから帰りなよ、という友達のありがたい言葉に甘えて、一限目が終わったらすぐに帰ることにした。
『、、っ、、はぁ、、、いたぃ、』
バスの中で、痛みは最高潮を迎え、あまりに不安になって、病院のある停留所で降りた。
＿＿＿＿＿婦人科なんて初めてだ。
意外と混んでいて、待合室で下腹部を抱えたまま俯いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さや(プロフ) - ♪あおば♪さん» 今作ではリクエストは受け付けていません(T_T)またの機会にお願い致します(T_T)！ (2019年1月1日 23時) (
レス) id: 1009b6c062 (このIDを非表示/違反報告)
♪あおば♪(プロフ) - すいません。読ませてもらいました！リクエストって可能でしょうか？ (2018年11月14日 9時) (レス) id: 88e54ce10b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さや | 作成日時：2018年10月6日 1時
