貧血〇doctor A ページ13
アナタ: 中学生
doctor:雅先生
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アナタside
キュッ、キュッという音が四六時中離れないほど、今はバスケに夢中だ。
夏に先輩が引退して約半年、キャプテンに選ばれた私は、新人戦でどうにか勝つために、日々悩んでいた。
『もっと腰落として！』
後輩の指導にも力が入るけど、ここ数日、何となく体調が優れない。
熱があるわけでもないし、何より休んでる場合じゃない。
＿＿＿＿＿キャプテンの私がしっかりしないと。
給水も程々に、コートに入って5on5形式での練習。
いつもより手に力が入らない。
足元もふらついてきて、これはやばいと思い、思わず体育館脇にしゃがみ込んだ。
｢A？大丈夫？｣
『、、あ、うん平気、』
｢いや、顔色めっちゃ悪いよ！｣
『でもそれどころじゃないよ、、新人戦勝って、先輩の期待に応えないとさ』
心配する友達に向かってニコッと笑ってみたけど、友達の顔から不安そうなオーラは消えない。
さて、バスケバスケ！と再びコートに入って練習。
『パスこっち！後ろあるよ！』
まだ拙い後輩のパスを受け取り、ゴールまで攻め入ってシュートをうった。
シュートは決まり、いつものようにまた走り出そうとすると、視界がおかしい。
暗くて、チカチカして、まるで砂嵐を見ているみたい。
仲間や体育館のほかの部活の声も遠くに聞こえて、平衡感覚を失った。
立って、られない。
私はそのまま倒れた。
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さや(プロフ) - ♪あおば♪さん» 今作ではリクエストは受け付けていません(T_T)またの機会にお願い致します(T_T)！ (2019年1月1日 23時) (
レス) id: 1009b6c062 (このIDを非表示/違反報告)
♪あおば♪(プロフ) - すいません。読ませてもらいました！リクエストって可能でしょうか？ (2018年11月14日 9時) (レス) id: 88e54ce10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや | 作成日時：2018年10月6日 1時
