31話 ページ34
切島｢おい、やっぱやるっきゃねぇって！｣
すると、オールマイトさんが物凄い速さと気迫で脳無に向かっていった。
緑谷｢ぐっ…ううっ…真っ正面からの殴り合い？｣
切島｢す、すげぇ…！｣
オールマイトさんと脳無の殴り合いの風圧に、私達は飛ばされそうになる。
オ｢ヒーローとは…常にピンチをぶち壊していくもの！ヴィランよ、こんな言葉を知ってるか？更に向こうへ！Plus…Ultra…！！｣
ﾄﾞｫｰｰﾝ!!
その言葉と共に、脳無は遥か遠くへ吹っ飛ばされた。
切島｢コミックかよ…ショック吸収を無い事にしちまった｣
こんな強い人に私は助けられたんだ...
オ｢やはり衰えた…全盛期なら、5発も撃てば十分だったろうに。300発以上も撃ってしまった｣
砂煙の中から、ボロボロのオールマイトさんが姿を現す。
オ｢さてと、ヴィラン…お互い、早めに決着つけたいね｣
死柄木｢衰えた？嘘だろ。完全に気押されたよ。よくも俺の脳無を…チートが！｣
死柄木は、悔しそうにガリガリと首を掻き始める。
死柄木｢おいおい、どういう事だ？全然弱ってないじゃないか。アイツ、俺に嘘を教えたのか？｣
オ｢どうした？来ないのか？クリアとか何とか言ってたが、出来るものならしてみろよ｣
オールマイトさんの気迫に、死柄木は怯え出す。
爆豪｢オール、マイト…｣
轟｢流石だ。俺達の出る幕はねぇみたいだな｣
『緑谷くん、私達は出口に向かおう！』
切島｢ああ！かえって人質とかにされたらやべぇしな！｣
緑谷くんは、オールマイトさんを見たまま動かない。
死柄木｢脳無さえいれば…ヤツなら何も考えず立ち向かえるのに！｣
首をガリガリ掻く手の男に、黒霧が何かを言う。
死柄木｢うん…うん…そうだな…そうだ…やるっきゃないぜ。目の前にラスボスがいるんだもの｣
やがて、手の男は落ち着き、私達の後ろにいたヴィラン達が立ち上がる。
切島｢主犯格はオールマイトがなんとかしてくれる。俺達は他の連中を助けに行こうぜ！｣
緑谷くんは、尚もオールマイトから目を離さない。
すると突然、緑谷くんは物凄い速さで飛び出した。
『へっ！?』
緑谷｢オールマイトから離れろォオオ！！｣
緑谷くんの目の前に、黒霧を通して、手の男の手のひらが迫る。
黒霧｢二度目はありませんよ！｣
すみれ｢緑谷くん！！｣
ﾊﾞｧﾝｯ!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
「ヒロアカ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひゅーまん - エミリアって誰ですか？？ (1月24日 15時) (
レス) @page15 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
レタ子 - この作品がちゃんと更新していくものになります！消しません！ (2022年10月10日 14時) (レス) @page3 id: 923c91c0e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
