21話 ページ24
相澤｢よーし、そんじゃまずは…｣
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ!
すると突然、照明が消えた。
相澤｢一塊になって動くな！｣
あの相澤さんが怒鳴るような大声に、皆は困惑する。
相澤｢13号、生徒を守れ！｣
相澤さんの視線の先を見ると、黒いモヤの中から何かが…いや、誰かが出てきた。
しかも1人だけじゃない。たくさんいる。
『な、何あれ…！』
切島｢また入試ん時みたいな、もう始まってんぞパターン？｣
緑谷くんが一歩動こうとする。
相澤｢動くな！！｣
相澤さんを見ると、戦闘態勢に入っていた。
相澤｢あれは…ヴィランだ｣
全｢えっ！？｣
相澤さんの言葉に、私達は耳を疑った。
切島｢はあ？ヴィラン？馬鹿だろ…ヒーローの学校に入り込んで来るなんてアホ過ぎるぞ！｣
八百万｢先生、侵入者用センサーは？｣
13号｢もちろん、ありますが…｣
轟｢現れたのはここだけか、学校全体か。何にせよ、センサーが反応しねぇなら、向こうにそういう事が出来る“個性”がいるって事だ。
校舎と離れた隔離空間。そこにクラスが入る時間割り。馬鹿だがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって、用意周到に画策された奇襲だ｣
相澤｢13号、避難開始。学校に電話試せ。センサーの対策も頭にあるヴィランだ。電波系のヤツが妨害している可能性がある。上鳴、お前も“個性”で連絡試せ｣
上鳴｢っス！｣
緑谷｢先生は？1人で戦うんですか！？あの数じゃ、いくら“個性”を消すといっても…イレイザー・ヘッドの戦闘スタイルは、敵の“個性”を消してからの捕縛だ。正面戦闘は…｣
相澤｢一芸だけじゃヒーローは務まらん。任せた、13号｣
そう言って、相澤さんはヴィランの群れに飛び込んでいった。
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ひゅーまん - エミリアって誰ですか？？ (1月24日 15時) (
レス) @page15 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
レタ子 - この作品がちゃんと更新していくものになります！消しません！ (2022年10月10日 14時) (レス) @page3 id: 923c91c0e8 (このIDを非表示/違反報告)
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