文豪の恋煩い。

天ノ弱2人集まれば(中原) ページ27

俺がずっと前から思ってること

まだ伝えられずにいる

こんなに近くにいるのに

『中也!!何ボーッとして!!気持ち悪いよ！』

お前のこと考えてたんだよ馬鹿

｢うるせぇ！気持ち悪いとか言うな!!｣

『事実……w』

こんな巫山戯あう日がずっと続いてAは
何時かどこかの男と付き合って
どこかの男と結婚するのか？

『中也って強いから考えなくても敵に勝てるじゃん』

｢弱いお前と違ってな｣


愛らしい表情を誰にもやりたくないのに
たった二文字が口に出せなくて
今日も1人空回り

――――――――――――――――――

誰のこと考えてたんだろう


好きな人の事かな

いつも隣に居るのが普通だけど

いつかは中也だって


彼女出来て結婚して…


｢おい？どうしたんだよ？｣

『…!!あ、ごめん。大丈夫wさっき中也馬鹿にしたのにごめんn』


言い終わる前に

中也の胸に抱かれていた


｢そんな拗ねたような表情して誰のこと考えてるわけ？｣

『え…。』

｢俺はこんなに好きなのに手前は他の奴のこと隣で考えてんの？｣

『中也……！？わ、私は中也のこと好きだよ』

｢は。｣

お互い顔を見合わせて唖然とした

｢『そんな今までずっと両片想いだったってこと』か！？｣


そうハモったあと中也と私は顔を見合わせて笑った

ひとしきり笑った後

｢A……｣

『ん…ッあ …』
脳が痺れるほどのキスをされた

｢俺は独占欲が強ぇんだ余所見するなよ…？｣

中也はそう言うとわたしの首筋に噛み付いた


―――――――――
お星様出来たら下さい



リクもください(´；ω；｀)

溺愛系白虎→←筆者より(許してくだざいだずげでぐだざい)

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