7人兄弟

ダンス ページ43

裕太サイド


亜「裕太くーん助けて」



ダンス部部長の亜嵐さん


ダンスの振りが思いつかないらしく俺の部屋きたらしい

実は俺も中学の時ダンス部だったんよな


裕「ここはこうした方がええんちゃう？あとちょっとむずいけどこれとか…」


音源を聴きながら振りを考える

暫く踊ってないから体は中々動かないけど

感覚は思い出してきた



亜「うわ、裕太君まじ天才！」


そう言って振りをメモり

自ら踊り始める亜嵐



上手くなったな



俺が中学生の頃

まだ小学生だった亜嵐はしきりに俺が踊ってるのを真似していた


その頃からセンスあるなとは思ってたけど

今見たら前より全然上手くなってて



亜「よし！大体覚えた！」









「ゆたくぅん！ありゃくぅん！」



部屋にドタバタと入ってきたのは



玲於



玲「れぉもぉ、おどるぅ！」


裕「亜嵐、せっかくなら玲於とちょっとやってあげれば？」




そう声をかければ

ゆっくり優しく少しずつ玲於に教える亜嵐


最初はうまくできなくて

嫌がったり転んだりしてた玲於だけど

コツを掴んだのか段々上手く踊れるようになってる



裕「玲於うまいなぁ。」

そう言って頭を撫でれば

へへっ

と嬉しそうに笑う









玲於も意外とセンスあるんちゃう？

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