【男主】彼女より友達

事件？ ページ24

事件は…俺の家で自称日本トップ4と名乗っているキヨ、レトさん、うっしー、ガッチさんがいる時に起きた。



『犯人は…この中にいる！』



のんきにゲームをしてる4人に指をさして言う。



「あ、A。起きたんだ」

「Aくん、おはよう〜」



容疑者A、Bのガッチさんとレトさんが
言う。



「何？寝ぼけてる？」

「うっしー。Aが寝ぼけてるのは、いつもの事だから」

「あ、そうだったわ」



容疑者C、Dのうっしーとキヨが失礼な事を言っているが…広い心で許して話を続ける。



『そう。事件は俺が昼寝している間に起きた』

「友達が来てるのに普通寝る？」

「まぁ、寝ないよね」

「いや、寝るな」

「俺もガッチさん達なら寝る」

『こら。俺の話を無視するな！』



話題をずらしていく4人に文句を言ったが…それでもゴチャゴチャと煩いので直球に本題に入る事にした。



『この中に…俺のプリンを食った犯人がいる！！』


「な、何だって！？」



わざとらしくガッチさんが驚いた振りをするのに対して、3人は呆れた顔をしている。



「なんだ…そんな事か」

『レトさん！そんな事じゃないから！』

「俺、犯人知ってるわ」

『何！？うっしー、犯人は誰だ！？』

「元気だな……1人黙ってる奴いるじゃん」



うっしーに言われて気づく。4人の中で1番煩い奴がやけに静かな事に……そう。キヨだ！



『キヨ！！お前かぁぁぁ！！』



キヨの胸ぐらを掴んでグワン。グワンと揺らす。



『めっちゃ楽しみにしてたのにぃぃ！！！！』

「気持ち悪ッ！揺らすな！揺らすな！」



吐かれても困るので大人しくやめてやった。



『キヨは…いつの俺の物を奪っていくッ！彼女もプリンも！』



うわぁぁ！と喚く俺を見てケラケラと笑う4人。キヨだけは許せなくて、近くにあったティッシュを投げつけた。



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