検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:39,879 hit

121 ページ28

ー夢主視点ー




「…可愛い。」

芝「でしょ!
これAに絶対似合うと思うんだよな〜!!
ほら、『罪の名前』のPVに出てくる女の子も
白いワンピース着てたしぴったりだと思うんだけど!」

「あぁ、確かにそうだったね。
…でも、私に似合うかな…。」

芝「大丈夫!似合うよ絶対!
…とりあえず試着してみたら?」

「うん…、分かった。」



私は芝健からワンピースを受け取って、
近くにあった試着室に入った。




いそいそと着ていた服を脱いでワンピースを着る。


壁に備えつけられている鏡で一度全身を
確認してみると…。






「…わぁ。」






普段はあまりワンピースなどは着ないから
なんだか新鮮な気分。



服を脱いだ時に少し乱れてしまった髪を手櫛で
整えてから試着室のカーテンを開ける。



「芝健!…どう、かな…?」

芝「あ、A! どうだっ…た…。」



ちょうど試着室の近くにいた芝健に声をかける。

芝健はパッとこっちを振り返り…そのまま固まった。




「………? 芝健…?」

芝「……………/////////」

「芝健? …おーい…?」

芝「……………//////////////」



名前を呼んでもヒラヒラと目の前で
手を振っても反応しない芝健。

なんかよく分からないけど、
顔が赤いようにも見える。



…ど、どうしたんだろ…? 突然…。









…もしかして…似合ってない、のかな…。




「…に、似合って…なかった?」

芝「!! …ち、違う! そうじゃなくて…!」





不安になって思わずそう聞くと芝健はやっと
我に返ったらしくブンブンと勢いよく
首を横に振った。





芝「…えっと、思った以上に…、
その…可愛かった、から…///////////」

「………っ!?///////////」





芝健の口から飛び出た言葉にカッと顔が熱くなる。





「…そ、そう?
じゃあ…これに、しよう…かな…///////」

芝「う、うん…///////////」





『着替えるね』とだけ言い残してから
試着室のカーテンを閉める。






「…………。」





『可愛かった』…かぁ…。





鏡を見てみると、私の顔は真っ赤だった。




「…顔、あっつ…///////////」







とりあえず…芝健の衣装も見なくちゃいけないから、
早く着替えよっと…。

122→←120



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.1/10 (117 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
364人がお気に入り
設定タグ:antsa , 踊り手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- オリジナルフラグというものをちゃんと外して下さい (2019年11月27日 7時) (レス) id: 804e3be68a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まる | 作成日時:2019年11月25日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。