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ーまりん視点ー
まさ「…告白、してもいいんじゃないかなぁ?」
ま「え。何…、」
ハ「声に出てたよ〜まりんくん。」
マジ…?今の全部声に出てたの?
ま「…はっず…。」
ふ「まあ、とりあえず。
好きなら気持ちを伝えるのもありなんじゃねえの?
結果は別にして。じゃないとお前自身、ずっと
モヤモヤしたままじゃん。」
"今みたいにさ"
ま「…………。」
ふ「…ま、それはまりんの自由だけど。
後悔しないようにしろよー?」
さーて練習練習!とふみや他のメンバーは
練習を再開した。
…こういう時。
やっぱりふみは年長者だなって思う。
一歩下がったところから俺達のことを見て、
悩みを聞いたり時にはアドバイスをくれたりするし。
俺は無言で練習の輪に加わる。
ま「…なあ、ふみ。」
ふ「んー?」
ま「…お前のおかげで目、覚めた。」
"やっぱり諦めるの、やめる"
そう言うと、ふみはニヤッと笑った。
ふ「そっか。 …ま、頑張れよ。
後悔しないように、な?」
ま「…おう。」
俺は今日、『Aを諦めない』ことを決心した。
相手が健でも、関係ない。
俺は俺なりに、Aにぶつかって、
振り向かせればいいのだ。
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、 - オリジナルフラグというものをちゃんと外して下さい (2019年11月27日 7時) (レス) id: 804e3be68a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2019年11月25日 19時