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夢主視点
「…私なんかをメンバーに入れても、
多分また迷惑をかけるよ。」
芝「まーたそういうこと言ってー！！
俺らは別にいいんだよ、迷惑かけられても！！
っていうか迷惑かけ合ってなんぼじゃん！！
友達なんだから！！」
「！！！ …けど、女の私が入ったら、Tiaraの
皆さんが良い気持ちしないんじゃないかな…。」
芝健からアナタシアへの加入の誘いを受けて、
私は二つのことが心配になった。
それは親戚とのいざこざを抱える私が
アナタシアに入ったらきっとまた先程のように
メンバーの皆に迷惑をかけてしまうんじゃないか
ということと、アナタシアのファンである
「Tiara」の方の存在だった。
アナタシアは踊り手グループとして、
ネット上でもかなり有名かつ人気なグループだ。
もし私がアナタシアに入ったとして、
そのことをネットを通じて親戚の誰かに
知られる可能性も0じゃない。
もしかしたら私を連れ戻そうと、アナタシアの
誰かに接触してこようとするかもしれない。
もし出会い頭にアナタシアの皆が暴力を受けて
怪我をして、もしその怪我が元でダンスを
続けられなくなったら。
もしそんなことになったら、
私はきっと死んでも償いきれないと思う。
それとアナタシアはメンバーが全員男だ。
だからファン…「Tiara」も女性が多いみたい。
勿論男性のファンもいると思うけど…。
だから女の私がメンバーに入ったら
Tiaraの皆さんはどう思うだろう。
ファンとしては勿論、恋愛的な意味で
メンバーのことを好きな人もいるかもしれない。
間違っても良い思いはしないはず。
もし私が加入したことでありもしない
嫌な噂を立てられたりとかしたら…？
その二つの懸念が頭の中に浮かび、
私は中々芝健の誘いに頷くことができなかった。
芝「別に「女が入っちゃいけない」なんて
決まりはないし、Tiaraの皆はいい人
ばっかりだから心配する必要はないよ？
皆Aのダンスを見たら「すごい！！！」､
「かっこいい！！！！」ってきっとなるよ！！！」
「………。」
芝健の明るい声に、その二つのことを
不安に思う気持ちが少しだけ薄らいだ気がした。
「…芝健。その話の返事だけど…。」
芝「！！ …うん。」
「…このゴタゴタが解決するまで、
待ってもらえないかな…？」
芝「！！！ …うん！分かった！！」
私の言葉に、芝健は笑顔で首を縦に振った。
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リマ - わわわわわわ！御採用とっても嬉しいです、ありがとうございます。スーサイドパレヱドかっこよくていいですよね…次のお話も楽しみにしてます！陰ながら応援してます！！！ (2018年12月23日 0時) (
レス) id: 7ca6700d69 (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - コメント失礼します！撥条少女時計とかどうでしょうか。 (2018年12月16日 21時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)
カイム(プロフ) - コメント失礼致します。Blessingはいかがでしょう？うまくは言えないのですが、「生きて」という意味がこの小説に合うと思ったので。この小説大好きです！更新頑張ってください！ (2018年12月16日 20時) (レス) id: 16f201e568 (このIDを非表示/違反報告)
tudumi1218(プロフ) - コメント失礼します！ローいりぽん先生らが踊ってたリングプレイゲームはどうですか？実際の動画とは人数は異なりますが…ご検討お願いします！！ (2018年11月29日 13時) (レス) id: 83a06d5ecc (このIDを非表示/違反報告)
花家永夢(プロフ) - コメント失礼します。踊る曲であれば、｢威風堂々｣などいかがでしょうか？ (2018年11月27日 23時) (レス) id: dcf179eb42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2018年7月14日 9時
