【約ネバ】アクアリウムの中で【ノーマン】

No.011 ページ13

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｢ダーク、ご飯だよ｣

｢ピィ！｣



あの後、ママや他の子供達も集まってこの子の名前を考えた。

トーマス、エリザベス、キャメル……

色んな案が出たけど――



『ダーク、意味はドイツって国の言葉で"導く者"』



ノーマンの考えてくれた名前、ダークにした。


｢導く者…あなたにピッタリね。｣


目の前でご飯を食べるダークにそう語りかける。

私がいなくなってもあなたならみんなを導いてくれる気がする。



私の誕生日の10月24日まであと半月。
その次の日に私はここを出る。

自慢ではないけど出荷されるって事はママに気づかれていたんだろう。

詰が甘かったなぁ…どこでやらかしたんだろう？




｢A！ご飯だよー！｣

｢今行くー！｣



まぁ何にせよ私は残り数日を精一杯生きる。

生きて、生きて、生きて、



最後は飛びっきりの笑顔を見せてあげる。

でも少しだけこの気持ちも残させて欲しい。



｢死にたくないなぁ……｣



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めちゃくちゃ急展開になってしまった……
時間もめっちゃ飛んだなぁ……
なんかめちゃくちゃ急いでてすみませんm(_ _)m

それからすっごく今更ですが過去最高47位！
お気に入り登録75人！
ありがとうございます！！

これからも『アクアリウムの中で』よろしくお願いします。

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