自己紹介_y×h_y Side ページ37
「うわ、こんなの出たの？」
Twitterで流れてきた
自分の自己紹介
デビュー前でかなり昔
こんな紹介ある？
ってほど古い画像に
なんだか恥ずかしくなる
多分これ見てないだろうな
と思ってリンクと共に
メッセージを送る
思ったより早く返答がくる
"これ見てた、高地幼くない？"
"そりゃそうだろ
何年前だと思ってんだよ"
俺らは一度デビューしている
その時のことは今でも
思い出として話すことがある
ただこういうふうに
取り上げれるのは
やっぱり恥ずかしい
"ラジオでも風磨と話したし
それから１ヶ月も経たずにってすごいな"
スペシャルウィークで
発言がきついと言われた時も
フォローで連絡をくれて
ごめんと言ってくれた
俺は気にしてなかったし
北斗は毎日ペースで
メッセージをくれてたから
そうじゃないことも分かる
そういう気遣い屋のところも
俺は好きだ
北斗は全く
気づいてないだろうけど
"仕事中にごめん、頑張って"
"じゃあまた"
とメッセージして
携帯をおく
何かがなければ
メッセージできない
会うのは仕事の時だけ
メッセージだって
送っても帰ってこないこともある
だからこういう時間は
とても貴重だ
同じグループになって
もう一度頑張ろうと
荒れていた北斗が
気になってしまったところから
自分の気持ちに気づいた
北斗が自分のいないところで
自分のことを言ってくれることも
嬉しくてたまらなくて
エゴサをしてしまう
言わなくても
気づいてくれたらいいのに
そんな都合の良いことなんて
起こらないとわかってる
早く仕事で会いたいな
と思いながら静かに目を閉じた
自己紹介_y×h_hSide→←ご機嫌取り_ju×t_t side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かのん | 作成日時：2022年9月17日 22時
