暇でしょ？歌い手宅に突撃訪問してみた+他【歌い手】

さとみ宅 ページ7

よし、ここまで来たらすとぷりメンバーにもやったるわ。…さとちゃんの理由は最推し…に近い推しだからね。
……正直言ったら、なーくんとジェルくんが推しなんだけどさ。さとちゃんも推し…みんな好き。うん、ごめんなさい。


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


『はい?』


「宅急便です?」


『wAじゃんw』


「え、ごめんなさい?」


『ま、いいよw入ってw』


あ、これ突撃訪問失敗じゃん。…次に期待してね、みんな!!私を見放さないでっ!!…これでいいかな。ま、とりあえず家にお邪魔しよう。


「どうしたの?俺ん家に来んの珍しいじゃん」


「…今、私がやってる突撃訪問です」


「あー…」


なに、この反応の薄さは。ちょっと、いや結構傷つくわ…。そこまで、つまらない企画ではないとは思うんだけど。可笑しいか?この企画


「今、Twitterで話題になってるヤツでしょ?」


「よく、さとちゃん分かったね」


「当たり前だろ、いろんな歌い手方が餌食になってるんだから」


餌食…餌食って酷くない!?今日のさとちゃん私が傷つくことしか言ってないよ!?ほぼ毒舌に近いよ!?私のメンタルお豆腐よりちょっと固いくらいだからね!?


「…ごめんごめん。ケーキあるんだけど食べる?」


「ありがたく食べさせていただきます」


「そこだけはしっかりしてるんだ」


別にケーキあるから食べる?って聞かれたから、断らずにそれも丁寧に食べるって言っただけだよ?逆に断る人なんている?

それに、さとちゃんの出すケーキめっちゃ美味しいからね。これは、ガチめに。美味しくないとか言ったやつ味覚可笑しいと思うよ。


「んま」


「よかった」


これはね、本当に美味しいから。甘いもの苦手な人でも絶対に食べれるから。それは、私が保証するよ…え、保証出来なかったら?…

そ、それと、これは別かなぁ…


「もしかして、他の人にもやるつもり?」


「当たり前じゃん」


「じゃあさ、次ころちゃんの家行ってよ。俺ん家に忘れ物してったからさ」


……私、宅配便じゃないんですけど…ころちゃん家には行っても良いけどさ、宅配便じゃないんですけど!?


「はいはい、分かりました…持ってきますよ!!」


「うん、よろしい」


一旦、自分の家に帰ろう。それで寝てからころちゃんの家に行こう。なんか疲れるわ、この企画…嫌ではないから続けるけどさ。


「じゃあ、帰ります」


「おう、帰って」


「はーい帰りまーす」


なんだろう、癒しが欲しくなってきた。


「うん、次はころちゃんにしよう」

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