志麻×のの ページ15
まーしぃの顔を見るとうるうるお目目で私を見てきてた。面白くて思わずクスッと笑ってしまった。
「なに、笑うてん。そんなおかしかったか?」
「ううん。ケーキ食べる?」
「食べる。じゃあビールも開けましょうか」
「やったぁ!!…と言ってもお酒、私、弱いんだよなぁ…」
そのまま流れと言う物でビールを一缶、ケーキを二切美味しく食べましたが、一缶だけでも酔いが回り始めてしまって…
ほぼ、覚えていないけれど、覚えてることは覚えてる。今からお話しするのは辛うじて覚えてるお話だ。
「まーしぃぃ…Aねむーい」
「…ん?もしかして、もう酔っちゃってる系…?」
「んふふ…まぁしぃカッコイーまーし、せかいいち!!!!」
この時の私は何を言ってるかすらよく分かってなかったと思う。確か、こんなことを言ってたハズ…。
「おーそかそか、Aもじゅーぶん可愛ええよ?」
「んー、まーしー。ねむい…Aちゃん、ねたーい」
多分、この時は二時くらいだった気がする。いつもは三時くらいに寝てるんだけど、この時はこの時はで、眠いと言ってたらしい。まーしぃ曰く。
「…あ、じゃあ俺、枕にする?」
「まーしぃまくらー!!ねるー!!」
今、この発言をした時の私を今すぐにでもタイムマシンがあるなら殴りに行きたい。こんな事を言うんじゃ無かった…と、今でも後悔する。
「ほら…ん、いい子いい子。ねんねしな」
「ねんねーころりよねんころりー」
「おーよく知ってんな。……じゃあ、Aにはご褒美やな」
この時のまーしぃも殴ってやりたい。志麻リスに大ブーイング受けそうだけど殴りたい。この場に居た関係者を叩きたい。
「ごほーび?」
「そ、ごほーび。ほら、目ぇ瞑っててな?」
「うん、めーつぶるっ!!」
そのまま私の視界は閉ざされ眠ってしまったけど、最後に感じたあの感触と言葉は忘れない。
「A、愛しとるよ、、、おやすみ、」
そう言って、私の唇に柔らかい感触があった。三秒くらい。
それは暖かくて優しくて…、なんて言うか心地がいいとかそんな感じだった。
そんなこんなで今年もまーしぃの誕生会は終わった。最後なんて私が主役みたいになったけど、本人は「いーや、これでエエって。楽しかったしぃ?」と、言ってくれたのでそういうことにしておいた。
「Happy Birthday志麻さん」
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お話、長くなってしまいすいません…
ついったにも上げたかった…。(0時に)
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彩 - 面白いです!!影ながら応援してますっ (2019年1月28日 21時) (レス) id: 6f464ca19c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音音 x他1人 | 作成日時:2018年11月2日 19時