君が好き 8 ページ8
.
昼間だってのにお酒を飲み出す。
「真由…この人たち成人してるの?」
「うん、先輩だよ」
先輩とか…初耳だし。
「Aちゃんも飲みなよー」
少し酔ってるのか絡んでくる。
「いや、私は…」
そのとき私の肩に伸ばしてきた手を店員さんが掴んだ
「お客様、未成年の飲酒は違法ですので。」
聞き覚えのある声
「俺は成人してるよ!!」
「こちらの女性は未成年ですよね?」
私は店員さんの顔を見た
まさか。ね?
こんなところで出会えるなんて
「勝利…?」
私が名前を呼ぶと勝利はチラッと私を見た
だけど、
この勝利は去年までの勝利じゃなかった
私の知ってる勝利じゃなかった
冷たい冷たい瞳
光差すことない真っ暗な闇
勝利は立ち去ってしまう
細い背中にちょっと跳ねてる髪の毛
歩き方もなにも変わってないのに
どうしてかな
すごく遠くに感じたんだ。
248人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
約夜以 - この話何回読んでも面白いです。完結がとても残念です。(泣)ぜひ勝利君のお話書いてください。楽しみにしてます! (2018年2月11日 14時) (レス) id: 599b6b6f57 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃぽぽ - もうほんとに終わってしまうのが残念です泣ほんとに素晴らしい作品すぎます。続編まだまだまってます泣お願いします泣。 (2017年11月19日 3時) (レス) id: fe8280027f (このIDを非表示/違反報告)
勝名 - 完結おめでとうございます!また勝利君の小説期待してます! (2017年11月15日 0時) (レス) id: 6e98dd879d (このIDを非表示/違反報告)
しょりそうらぶ(プロフ) - ぜひ!楽しみに待ってます!! (2017年11月14日 20時) (レス) id: 318c80203b (このIDを非表示/違反報告)
しょりそうらぶ(プロフ) - 最後まで読みましたした!とてもいい作品で是非この後の続きも見たいです。。(´;ω;`) (2017年11月14日 19時) (レス) id: 318c80203b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花音 | 作成日時:2017年11月10日 22時