君が好き 12 ページ12
.
冬になり、いつも通りバイトに向かう
今日は朝から華那もお父さんも見ていない
どうしたんだろう
そう考えながら店を見ると
「A…」
バイトの店の前でマフラーに首をすぼめる姿
あの日からずっと会わなかった
その間もAは俺を探していたのかな
期待をしちゃうよ
だって俺を見つけたらそんな風に笑うんだから。
「勝利…!」
俺のもとへ少し早足で寄ってくる
その笑顔
たまらなく愛おしくて
ずっと俺だって会いたかった
もうダメだって分かってるけど
そんな気持ちは止められるはずもない
俺はAに手を伸ばした
そのとき
ドンッと鈍い音がして
Aが俺の胸に倒れ込んだ。
その後には華那がいた。
「ねえ勝利ー。どうなるか分かってる?って、言ったよね?」
にたっと笑う華那
俺の胸の中でAは意識を失ったまま頭から血を流してる
「お前…!!」
俺は急いで救急車を呼んだ
俺がAの名前を呼ぶ間も
華那はずっと俺の手を引っぱって離れようとしない
「私たちの家に帰ろう」そう繰り返す。
救急車が来て俺は一緒に乗り込んだ。
華那は持っていたバッドを振り回して許さないって泣き叫んだ
華那は救急隊員の人に抑えられて
知らない間に人混みになっていた中から警察官の人が出てきて
華那を、連れていった
248人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
約夜以 - この話何回読んでも面白いです。完結がとても残念です。(泣)ぜひ勝利君のお話書いてください。楽しみにしてます! (2018年2月11日 14時) (レス) id: 599b6b6f57 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃぽぽ - もうほんとに終わってしまうのが残念です泣ほんとに素晴らしい作品すぎます。続編まだまだまってます泣お願いします泣。 (2017年11月19日 3時) (レス) id: fe8280027f (このIDを非表示/違反報告)
勝名 - 完結おめでとうございます!また勝利君の小説期待してます! (2017年11月15日 0時) (レス) id: 6e98dd879d (このIDを非表示/違反報告)
しょりそうらぶ(プロフ) - ぜひ!楽しみに待ってます!! (2017年11月14日 20時) (レス) id: 318c80203b (このIDを非表示/違反報告)
しょりそうらぶ(プロフ) - 最後まで読みましたした!とてもいい作品で是非この後の続きも見たいです。。(´;ω;`) (2017年11月14日 19時) (レス) id: 318c80203b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花音 | 作成日時:2017年11月10日 22時