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苺の香り63 ページ14

貴女「もしかして、私死んだ?」



?「死にかけね」



貴女「誰」



?「鈴宮茉莉花、貴女のお母さんよ」



貴女「おかあ、さん」



茉莉花「大丈夫よ、貴女が助かる方法はあるわ」



貴女「どうすればいいの?」



茉莉花「文献操術の源氏物語を私に渡して頂戴、そうすれば助かる

文献操術自体は使えるから、ただ、源氏物語がもう二度と使えなくなる

大丈夫よ、源氏物語より強いのがある、それを読んで使えるようになれば困らないわ」



貴女「お母さん、音葉は祓ったよ」



茉莉花「ありがとう、A

貴女は私の誇りよ、A、さぁ、早く源氏物語を」



貴女「うん

文献操術 讓渡 源氏物語」



茉莉花「もう大丈夫、まだこちら側へ来てはいけません、分かりましたか?」



貴女「うん、分かった」



茉莉花「そのまま真っ直ぐ行って、そうすれば目が覚めるはずよ」



貴女「うん」



真っ直ぐ進み歩き出す

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作者名:ゆい | 作成日時:2022年1月8日 8時

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