さくらの姫君 二つのカップル ページ35
夏休み二度目の京都
私と憂太は加茂先輩のご自宅へお邪魔していた
美奈「憲紀さん、夏だけど夜は冷えるから中入って」
加茂「美奈、私といて家は大丈夫なのか?」
美奈「分からない
憲紀さんはあらざらむの和歌は知ってる?」
加茂「あぁ、もちろん」
美奈「私は本当に好きな人に会ってるの、後悔はしたくない」
乙骨「お二人共、僕達はもう休みます」
貴女「美奈、おやすみ」
美奈「うん、おやすみ」
加茂「そうか、もし知られた時は」
美奈「その時は」
加茂「家を捨てて共に行こう、私にはその覚悟がある」
美奈「私も、憲紀さんを好きになった時から覚悟はできてる」
事件が起こったのは翌日だった。
京都駅の駅前を4人で歩いていた時
?「美奈、何をしてるの?」
美奈「!?
お母様、どうしてこちらへ」
?「貴女はさくらの姫君ッ」
貴女「美奈のお母様」
乙骨「Aのお母さんの」
美奈母「うるさいわよ
あれに関しては人の夫をとる女狐が悪いわよ
それより、なんで加茂家嫡男と一緒にいるのよ」
加茂「美奈のお母様か」
美奈「そう」
手を繋いでいたため察せられる
美奈母「何を考えているの!?貴女は結婚が決まっているのよ!?!?」
美奈「私はもう後悔しない、絶対に」
乙骨「加茂先輩、走って、緋咲さんを連れて」
加茂「すまない、美奈、行くぞ」
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作者名:ゆい | 作成日時:2022年1月3日 1時