ブラコン、高専に通う【呪術廻戦】

ブラコン、高専に通う ページ18

五条「返してあげる

その代わり、灰原のこと、聞かせてね」



貴女「今？」



五条「うん、灰原が好き？」



貴女「うん

でも多分恋人とか結婚する人とかいると思う」



五条「うん、いるよ

灰原はもうすぐ結婚する、好きでいるだけ無駄だ」



釘崎「ちょっと、そんな言い方」



伏黒「さすがに五条先生でも」



貴女「それでも今は好きでいたい、次の恋をするまではちゃんと」



五条「灰原への気持ちで泣くことも傷つくこともあると思う、それでもいいの？」



貴女「いいです

失恋もちゃんと立派な経験ですから

それに、これは私に課された試練ですから、乗り越えてみせます」



五条「(心配だったけど、大丈夫そうだ)」



虎杖「伝えないの？」



貴女「伝えないよ

先生に負担になることはしたくない

今はまだ好きだけど、多分そのうち思い出になると思うから」

ブラコン、高専に通う→←ブラコン、高専に通う

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す