白布家の白布サン【HQ】

13 ページ15

影山くんの先輩




中学生の時、男バレが北一と当たった試合を見た



ものすごい強烈なサーブを打ってた記憶もあるし



トスも、スパイクもブロックも



どれも凄かった。






でも、





『烏野のマッチポイント…！』






及川 「あらら〜、ピンチじゃないですか。」




ピーーーッ！




及川 「あとは先輩に任せなさい。」




やっぱりピンサーか。




そりゃそうだよね




てかやっぱり、、、




威圧感あるなぁ



怖いっ。




月島狙いのサーブ！




レシーブが苦手なのを知ってて、、




影山くん以上の威力に加えて



ほぼ宣言通りの場所に打つコントロール。




さすがだ。





にしても、



『及川さん、喋りすぎじゃない？』




独り言だとしたら、かなり大きいし




多いよ。




試合に集中してる？あれ。






日向くん！



ナイスワンタッチ！







1歩、一瞬でもで遅れれば



もう追いつけない。



追いつけるのは、ボールだけだから。






ピーーーーーッ！





『勝った、、、ナイスブロード…！』







試合は終了し、私たちは帰路へ着く




バスに向かってるだけだけども()






澤村 「武田先生はああ言ってくれたけど、正直及川のいる青城と真っ向勝負して勝つためには

決定的に足りないものがある。」





及川 「おぉー、さっすがキャプテン。ちゃんとわかってるね。」






及川さん、、なんだろうこのイラつく感じ。



ナルシスト感あるからかな？




そうだ、及川さんの言う通り



レシーブがグズグズじゃ意味がない。





及川 「俺はこの、くそ可愛い後輩を公式戦で正々堂々叩き潰したいんだからさ。




あ！そうそう！Aちゃん今度は連絡先教えてね〜」




『ち、近づかないでください！



背高すぎて怖いので！！』








及川 「そんなこと言わないでよ〜…まあ、ちっちゃいもんね。」




『うるさいです！』




菅原 「ほら、おいで。」



『菅原さーん…』






及川 「まあ、また今度ね。



大会までもう時間はない、どうするのか楽しみにしてるね。」





確かにIHまで時間はない




今の烏野には、リベロもエーススパイカーもいない。





…………いるはずなのに。




リベロ




彼奴今何してるんだろ。






夕、何してんのよ。

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す