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『無一郎くん、何か飲む?暑いでしょう』



「んーなんでもいいよ。」


『じゃあ、レモネードか何か持ってくるね。


あ、さっきクッキー焼いたんだけど食べる?』


「Aが焼いたクッキーなら絶対美味しいから食べる。」


『ふふ、わかった。じゃあ、持ってくるね!少しだけ待ってて。』


アールグレイを使ったクッキー


チョコチップクッキー


桜風味のクッキー


色々作ったんだよ〜?頑張ったんだから。


無一郎くんとゆうに持っていこうと思って焼いたから、ちょうど良かった。


あとでちゃんとゆうにもあげないとね。


アイスレモネードを入れて、クッキーも盛り付けて持っていく。


意外と女子力高くない?私。

とか思っちゃう。


『おまたせ、持ってきたよ。』



「ありがとう〜」


『はい、どうぞ!』


「いただきます。

…さすが!美味しいよ」


『本当?良かったぁ。』


「A、ここおいで。」


そう招かれたのは、無一郎くんの足の間。





いやぁぁ、緊張するというか


恥ずかしいというか……


照れると言いますか…


「ほら早く。」


『うぅ……失礼しますっ…』


「ふふ、えらいえらい。」



『もー、なんでこんな恥ずかしいことできるの…?』


「Aが相手だから、かな。」



なっ、たらし………


照れちゃうじゃん。

ダメダメ。照れたら無一郎くんの思うつぼだもんねっ……



『っ……/』



「照れてる?」



『ぅ、うん…』


「可愛いなぁ。ほんとに。


キス、していい?」


『ダメって言ってもするんでしょ?』



「よくわかってるじゃん。



でもね、今回はAからして欲しいなあ〜」



『わ、私!?』


「そう!普段僕からしてるから…ダメ?」



『うぅ………えぇ、、』



緊張しちゃって無理だよ…


ダメダメ

はぁぁあ、えぇ。


無一郎くんに、私から?キス??



「ほら、こっち向いて。」


そう言って無一郎くんは私を軽々と持ち上げると、自分は足を閉じ、その上に、向き合うように私を乗せた。



え、、腕力ありすぎじゃない?

私の事そんなふうに持ち上げられるなんて。、



でも腹を括るしかないな……


キス、するしかない。


じゃなきゃこの恥ずかしい体制が変わらないもんね。


『目、閉じて…』


「はーい。」



『……チュッ』



「はぁ、幸せ。」


『も……無理ぃ……』


恥ずかしさのあまり、私はその体制のまま無一郎くんの方に体を預けた。


つまり、抱きついた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2020年7月25日 18時

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