青葉城西のお姉さん【HQ】

その後 ページ48

徹との結婚式は日本で挙げた




なぜって？



日本の方が安いし、知り合い多いから()



なんとも単純な理由でしょう？



それが一番大切だもん。




影山 ｢…及川さんが、親戚…｣



『そんな顔しないの！』



影山 ｢なんか、Aを取られたみたいで嫌だ。｣



及川 ｢実際Aは俺と結婚したわけだから

取られたって言うのは間違ってはないぞ！飛雄ちゃん！｣



影山 ｢なっ……！｣




国見 ｢俺も狙ってたんですけどね〜。及川さんにはさすがに敵わないんで……



あの人めんどくさいですけど、お幸せに。｣




『ふふ、ありがとね。国見ちゃん！』



花巻 ｢俺らの姉ちゃんが、及川のお嫁さんですってよ。｣



松川 ｢それは大変だわ。花巻さん、どうしましょう。｣




『2人は本当にどういうテンションなのかな？笑』






とまあ、こんな感じで結婚式は終わった。




で今は、アルゼンチン。





『はぁー……疲れた。』




及川 ｢お疲れ〜｣




『徹もね、わざわざ迎えに来てくれなくてもいいんだよ？』




及川 ｢俺がしたくてしてることだからさ、気にしないでよ。｣





順調にやってますよ。



はい。



私はアルゼンチンで歌とピアノを教えてます




教室借りてるから、そこに徹が迎えに来てくれる感じ。





及川 ｢それに、もう1人の身体じゃないんだからね！｣





『ふふ、そうだね。』






徹と結婚して1年



28歳。





白城改め、及川Aは、妊娠致しました。









及川 ｢今まで、ありがとう。｣




｢またな。元気でやれよ。｣





30歳




徹はバレー選手を引退し





日本へ帰国。




もちろん私も一緒に帰国したよ。





子供のためにも、幼稚園上がる前には日本に居たいね ってなってね。





大好きなバレーやめてまで、来てくれたんだから




感謝しかないよ。





男の子だったから





｢絶対バレーやらせる！｣





ってうるさいの。笑








そんな私達の子が将来






大物選手になるなんて





この時は思ってもいなかったな。

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