青葉城西のお姉さん【HQ】

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お風呂からあがり、徹に髪を乾かしてもらう




徹曰く、私の髪の触り心地が好きらしい。




ずっと触っていたいんだって。



だから、たまに学校で私の髪の毛をいじってくる。





セッターで手先が器用だからか



めちゃくちゃ可愛い髪型にしてくれるんだよ。





今日乾かしてくれてるのは



きっと私のことを落ち着かせるためだと思う。






雷、私にとっては嫌な記憶しかないからね。





こういう時、私のことをよく知ってる人がいてくれるのは




ありがたい。





及川 「よし、終わり。


もう寝る？」




『寝よっかな〜。



徹も一緒に寝よ…？』




及川 「良いけど、、、及川さんとか岩ちゃん以外にそういうこと言っちゃダメだからねっ！」



『え、なんで？』



及川 「男は狼なんだから！


Aちゃんは可愛いんだから、気をつけないと。



ま、今はそんな話置いておいて……



ベッド入ろっか。」




『うん！




…とーる、ギュッてして…？』





及川 「仕方ないなぁ。


ほら、おいで。」




徹と付き合ってるわけじゃないし




付き合う予定もない。




だけど



こうして抱きしめてくれる徹は、



本当に優しくて




私のことをお姉ちゃんって言うけど




こういう時の徹は、お兄ちゃんみたいで安心する。






及川 「(胸当たってるんだよっ……



全くこの子は危機感がないんだからっ！




及川さんじゃなかったら襲われてるよ！？






でも、普段ちゃんとしてるAのこんな姿見れるのは



幼馴染の特権、かな。)」

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