30 ページ31
『お兄ちゃん、もう大丈夫だから。下ろしてくれて平気だよ?』
「部屋まで運ぶ…」
え、話聞いてたかな?でもきっとお兄ちゃんの言う部屋は女子部屋じゃなくて…
『お兄ちゃんの部屋…』
「今夜は見回りだろう。隊服と日輪刀はここにある…」
言われてみればそうだ。
明らかに夜部屋を抜けてここに来るのは怪しまれる。
『ありがとうね。お兄ちゃん。』
「構わん。気にするな。」
あとで炭治郎にもお礼言わないとな〜なんて考えていたら眠くなってきて、、
結局夕飯も食べずに寝てしまっていた。
『うーん…お腹空いた。』
「A〜!夕飯持ってきてやったぞ!」
『炭治郎!ありがとう、それと助けてくれたのも嬉しかったよ…ありがとうね。』
「気にしなくていいぞ!俺は当たり前のことをしたまでだからな〜」
人を助けるのが当たり前。 そんな風に言えるのが素晴らしいよ
『そろそろ22時になるね…じゃ見回り行ってくる。』
「「気をつけろ/てな!」」
『うん!』
お兄ちゃんの報告によれば昨日は3体ほど切ったらしい。
え、どうしよう。強い鬼と会っちゃったら…ま、いっか!どちらにせよ切るだけだ!
そう思い屋根を飛び越えて外に出る。
『う〜ん。いないなぁ。鬼。大丈夫なのかな?』
と考えていると、遠方から悲鳴が聞こえてきた
奏、どっち方向!?
奏 「南南西!南南西!」
『奏〜!ありがとう!』
ナイスタイミング奏!え、ここまで来たの偉いなぁ…
『お兄さん、何やってるの?』
鬼 「む…お前は鬼狩り…邪魔するでない!今から俺はこの女を食べるんだ!」
『そんなことさせないよ。私と会ったのが運の尽きだね。安心して、静かに逝かせてあげるから』
めんどくさいので呼吸使おう。こんな雑魚鬼に呼吸使うなんてありえないけど…
時間食いたくないし早く寝たい!!
『詩の呼吸…肆の型
鬼 「ごめんなさい…ごめんなさい…」
ふぅ、、いやぁ、弱かった!実に弱かった!
まあ、上弦でも下弦でもないしそんなもんか。
女 「あ、貴方は…」
『あ、すみません…驚かせてしまいましたね。今私が切ったのは鬼です。
危うく食べられてしまう所でしたよ…』
女 「た、助けてくださってありがとうございます!あのお怪我などなさってませんか?」
『お気になさらず。この時間におひとりで出歩かれるのは危険ですから…帰りも気をつけてください。では。』
その後すぐに私は宿に戻り、お兄ちゃんの部屋で眠りについた
161人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽咲瑞姫(プロフ) - IZさん» ご指摘ありがとうございます!修正致しました。 (2020年5月28日 0時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
IZ - 宇髄さんの口調が、めっちゃ煉獄さんになってます! (2020年5月27日 17時) (レス) id: e168296e3e (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 夜桜さん» 大好き…ありがとうございます!嬉しいですっ! (2020年5月8日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 水月さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年5月8日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - すごく面白いです!大好きになりました、頑張ってください!! (2020年5月8日 16時) (レス) id: f8c3b15696 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ