継子も師範も熱いようです。【煉獄杏寿郎】

びっくり ページ36

｢A、おめでとうございます。


妊娠3週目ですよ。｣



『へ？』


｢本当か？｣


｢ええ。どうりで前の薬が効かないわけです…後遺症のお薬も即効性ですし、今念の為血液を頂きましたがもう治っていますよ。

安心して任務にも当たれますし、出産も可能です。｣


嘘じゃん


小芭内さんとの子？


どんな子になるのやら……


でもきっと、可愛らしい顔してるんだろうなぁ

男の子か女の子かわかんないけど。



『これはあれですね。


無惨を倒しても死ねませんね。私たち。』



｢そうだな。死ぬ訳には行くまい。｣


『ふふ、楽しみが出来て良かったです。』



｢まだ3週目ですし、炭治郎くんとの稽古も任務もして頂いて構いません。


ただし、無理は禁物ですからね？｣


『うん、わかってるよ。ありがとう！しのぶちゃん！』


｢急に押しかけてすまなかった。感謝する。｣



その後、炭治郎のところに行き、1対1で稽古をつけることを伝えた。


善逸くんがものすごい騒いでてうるさかったけど


あとは伊之助くんも、俺にもつけろ！！ってうるさかった。


まあ、丁重にお断りしましたが。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『炭治郎、行くよ？』


｢お願いします！｣



『もっと大きく振って！



刀は絶対平行！




もっと肺を大きく！


脚力！！


気を緩めるな！



間合いに入ろうとしちゃダメ！


必ずしも間合いに入らないと攻撃出来ないわけじゃない。

柔軟に対応しなさい！』





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｢あ、あの…しのぶさん。Aさんって………


妊娠してるのにあんなに動いて大丈夫なんですか…？｣



｢ええ、大丈夫です。彼女ならきっと、負担をかけないように動いているはずです。

現に……普段ならこの程度では疲れない体力バカのAが、今疲れを見せていますからね。｣



｢すげぇな……Aさん…｣


｢鬼殺隊最強の剣士、と言っても過言じゃありませんからね。｣

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