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柱稽古 ページ35

『やりません。』


「いや、やってくれ。」



『やりません』



「やるんだ。」



『やりません。』




「やりなさい。」



『やりません!!』



「A、何故そこまでやりたがらない?お前は実力もある。」



『教えることなど何もありません。


宇髄さんと師範による基礎体力向上

無一郎の高速移動、蜜璃ちゃんの柔軟、

小芭内さんの太刀筋矯正、不死川さんの無限打ち込み稽古

悲鳴嶼さんの筋肉強化訓練



私、やることなくないですか?』




「馬鹿みたいに体力あんだし、俺らと一緒に基礎体力向上させてやりゃあいいじゃねぇか」



『さすがに3人の所で基礎体力向上は、飽きますよ。


それなら、炭治郎とヒノカミ神楽の精度をあげさせて欲しいです。



無惨を倒すのには、1番有効だと思いますし。』




「南無……たしかに日の呼吸であるその神楽……


精度をあげて悪いことは何も無いだろう


そうすると良い…」



『それはどうもありがとうございます。


まあ、気が向いたら皆さんのところ転々としてお手伝いしますよ。』



「それはありがてぇなァ」


『ふふ、ではそういうことで。


申し訳ありませんがお先に失礼します。』




柱稽古か



私にはたしかにやることが無い


これは事実


私なんて別に個人的に稽古をつける必要は無い


そもそも、私の体じゃ稽古中に倒れたりして迷惑をかけるかもしれない。


そんなのせっかく強くなるチャンスを貰った子達に申し訳ないもん




屋敷に着き、炭治郎に文を書こうと筆を取った



だけど、猛烈な痛みに駆られて……



『はぁ、はぁ、はぁ………ふぅ……


っ……あぅ…』



「おい!大丈夫か?


A!おい!しっかりしろ!」



『はぁ、はぁ……小芭内、さん?』



「胡蝶から薬を預かって渡しに来たんだ!


早く飲め。聞こえるか?」



『うっ………飲め、、なっ……』



「悪いが我慢してくれ。」



そういうと小芭内さんは自身の口に薬を含み、私に接吻してきた。


所謂口移しってやつね


小芭内さん普段はそんなことしないのに



私がこんなだからかな。




「飲めたか?」


『はぁ、はい』


「後遺症を治す薬と言っていた。


良かったな。」


『へへ、そうですね。


でも…まだ治んないです』



「なんだと?胡蝶めは即効性だと言っていたが……

後遺症だけではない可能性があるな。

蝶屋敷へ行くぞ」

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陽咲瑞姫(プロフ) - 麗さん» 完全なる脱字ですね…ご指摘いただきありがとうございました! (2020年10月27日 20時) (レス) id: 5a1074f26b (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 遥さん» すみません…獣 を入れたつもりでおりました。ご指摘いただきありがとうございました! (2020年10月27日 20時) (レス) id: 5a1074f26b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 竃門達に任せて俺は出かけるか? ですが、俺はだと不自然です。 (2020年10月22日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
- 伊之介の呼吸なんですけど、獣の呼吸ではないのでしょうか?間違っていたらすみません。 (2020年10月10日 10時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 天智就佐さん» 嬉しいですっ!ありがとうございます!! (2020年7月10日 8時) (レス) id: 6e9167d655 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2020年7月8日 8時

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