検索窓
今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:92,277 hit

途切れさせない ページ30

『えへへ…うれしい、ですね。』



「もう大丈夫なのか?」


『はい、しのぶちゃん達のお陰でどうにか。』


「全く……いきなり倒れ込むんですから驚きましたよ。
病状に悪化は見られませんでしたので、疲労のせいで発作を起こしたのでしょう。」



『な、なるほど…』


「薬、少し強めの物に変えておきましたので今後はそちらを服薬してくださいね」


『わかったわ。ありがとう!』


「うむ…柱になり忙しかったのもあるだろう。

Aは血鬼術のせいで身体が弱っている。
無理はしてはならんぞ!」


『ふふ、そうですね。気をつけます。』


「どれだけ俺を心配させたら気が済むんだ?

だいたいななぜ発作を起こしそうになるまで我慢した?身体の異変くらい…」


「まあまあ、伊黒さんそんなに責めないであげてください。
仕方の無いことですからね。」



だけど、こんなに迷惑かけちゃって申し訳ないな


本当に。


大丈夫なのかな……



私。


これからもまだ生きていけるかな。



ううん。違うね。生きて行けなくても、生きるしかないんだよね。


禰豆子と炭治郎を守るために。


それが私の使命なのだから。



『そういえば炭治郎達は?』



「炭治郎くん達なら先日、宇髄さんと一緒に遊郭へ潜入任務に行かれましたよ?」



『え、炭治郎が遊郭!?


うっそ………潜入?



大丈夫かなぁ……変な女の子に惚れないかな…?心配だなぁ……』



「宇髄もいることだ。大丈夫だろう。」



『で、でも!』



「Aはまだしばらく絶対安静ですからね。


絶対に!遊郭へは行かせませんからね。」


『は、はい…』



「ですが、見回りだけは行っていただいて構いません。
くれぐれも、見回り と言って遊郭へ行くことだけはやめてくださいね。


すぐに分かりますからね。鴉がいることを忘れては行けませんよ?」


考えてることがバレている……!!



なんと!!


困った困った。


いやあでもなあ


うん。仕方ないよね。


そりゃ、普通そういう風に考えちゃうもんね。



さすがにもう迷惑かけたくないので行きませんよ。


大人しく屋敷で待ってます。はい。


すみませんでした。



「Aはここで絶対安静か?」


「いえ、ご自身の屋敷に戻って頂いても構いませんよ。」


「ならば俺が引き取ろう。文句はないだろ?」


『ええ大丈夫です』

応戦要請→←命の光



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
264人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

陽咲瑞姫(プロフ) - 麗さん» 完全なる脱字ですね…ご指摘いただきありがとうございました! (2020年10月27日 20時) (レス) id: 5a1074f26b (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 遥さん» すみません…獣 を入れたつもりでおりました。ご指摘いただきありがとうございました! (2020年10月27日 20時) (レス) id: 5a1074f26b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 竃門達に任せて俺は出かけるか? ですが、俺はだと不自然です。 (2020年10月22日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
- 伊之介の呼吸なんですけど、獣の呼吸ではないのでしょうか?間違っていたらすみません。 (2020年10月10日 10時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 天智就佐さん» 嬉しいですっ!ありがとうございます!! (2020年7月10日 8時) (レス) id: 6e9167d655 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2020年7月8日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。