継子も師範も熱いようです。【煉獄杏寿郎】

助けられた ページ22

｢Aさん！どうされましたか！？｣



『師範の流血が止まらないんです！！


呼吸で止血してるのに、、なのに……なのに止まらなっ……』



｢まさか、任務先からここまで担いで来られたんですか！？


全く、貴方の体力と腕力には驚かされます…しかし今はそんな悠長なことは言ってられませんね。

煉獄さんをこちらへ！｣


『は、はい！』


師範


師範！！


助かって、お願い……


炭治郎も、善逸くん、伊之助くんも置いてきてしまった！


だけど大丈夫。きっと、隠の人たちが来てくれてる。


今は、一刻も早く師範の命を！！





｢Aさん。Aさんのおかげで命に別状はありませんよ。
すぐにこちらへ連れてきてくださってありがとうございます。


目を覚ますまで時間はかかってしまうかもしれませんが、必ず目を覚まします。


それから……炭治郎くん達もきっと大丈夫。
心配することはありません｣



『良かったぁ……本当にありがとうございます！！』



｢いえいえ。それが私の仕事でもありますからね！｣



『ふふ、そうですね！』



｢もう夜が明けてしまっていますし、少しこの屋敷で休んでいかれてはどうです？


と、その前に……Aさんも怪我をされていますね。
手当をしますから、どうぞこちらに。｣


あれれ、気が付かなかったな。


怪我、してたんだ。私←


無我夢中で走ってきたから、その時かな？？


あもしかして！！上弦の参と戦った時かなぁ？


それとも列車が横転した時の反動？


まどちらにせよ、重症じゃなくて良かったわ。




｢__はい！終わりましたよ。


ここの隣の部屋で休んでくださいね。
今日は幸い非番とお聞きしていますから、好きな時間に起きて好きに過ごしてください｣



『そうですね…ありがとうございます！』




｢もしよろしければ、カナヲと稽古してあげてください。継子どうし、きっといい経験になりますから！｣



『はい！了解です！』

栗花落カナヲ→←猗窩座

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