継子も師範も熱いようです。【煉獄杏寿郎】

初々しい ページ15

『ったた、、』



次の日の朝、私は腰に激痛が走り目を覚ました。



そう。昨日の夜、小芭内さんと初夜……いや、結婚してないからあれだけど。



とりあえずまあ、そういうことよね。


うん。めちゃくちゃ激しかったんだからね。


腰もげるかと思ったもん。


『ばかっ、、』


｢誰がバカだって？元はと言えば貴様が煽って来たのだろう。


何を言っているんだ。
据え膳食わぬは男の恥 と言うだろう。その言葉の通りに俺は行動を起こしただけだが？｣



『なんでそんなにピリピリしてるんですか〜……いくら長女でもそれは泣きますよっ、？』



｢長女関係ないだろう。これは。｣



『えへへ。


あ、すみません。私今日は師範と稽古する日なんです！失礼しますね！』



｢ふんっ。煉獄にバレぬよう、せいぜい頑張るんだな。｣



『もちろんですよ。



それじゃあ、また。』



｢あぁ。気をつけろよ｣



また明日


この言葉が簡単に言えないのがどれほど辛いことか。


明日会えないかもしれない


鬼に大怪我を負わされたり






くしくも命を落としてしまったり。


やめだやめ。考えるのは止そう。


悲しくなる。



『戻りました！』


｢よもや！！早かったな！朝餉はまだか？｣


『あ、はい！』


｢うむ、それなら共に食うとしよう！千寿郎も待っているからな！｣


『わかりました。すぐに着替えて行きますね』


｢そうしてくれ！｣


朝から元気な師範。


いつまでも元気でいて欲しいなぁ。


槙寿郎さんとも和解して欲しいし



って、そんなの部外者の私が言うことじゃないか。

そもそも私、日の呼吸を使うってバレた時追い出されそうになったし。


あれは焦ったな、ほんと。



その後、朝餉を終え、私と師範は道場へ行く。


久しぶりの稽古。楽しみだなぁ


｢久しぶりの稽古になってしまいすまなかったな！


しかし久しいからと言って手は抜かんぞ！本気でかかって来るといい！｣




『わかりました。


それなら本気でかからせていただきますっ！！』

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