白布家の白布サン “3” 【HQ】

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この日の試合は華麗なる全敗。




それもそのはず、まだ歯車が噛み合ってないのだから。




皆自主練をするらしく、体育館に残ってる。



私は申し訳ないが、疲れてしまったので……




先にお風呂に入ってゆっくりしてようと思う。





孤爪 ｢…あ、A。｣




『研磨…！』




孤爪 ｢今から入るの？｣



『そのつもり〜』



孤爪 ｢じゃあ、上がったら俺の所来て。｣



『りょーかい！』



しっかりお風呂に入って、髪を乾かして



研磨のいるであろう部屋に向かう。




『研磨いる？』



孤爪 ｢いる｣



『お、いたいた。あれ、今回烏野と音駒同じ部屋なんだ？月島くんがいる』




月島 ｢Aさん、どうも。｣



『やっほ〜』




孤爪 ｢こっち。｣



『はいはい』



夜になると研磨は若干私に甘くなる



いや、常に甘いのかもしれないけど、、



私には分かりません。それが当然になっちゃってるからね笑




でもなんで呼ばれたんだろ。




孤爪 ｢特に用事はない。ただ、顔見たかっただけ｣





『なんだそれ。笑 恥ずかしいじゃん』




孤爪 ｢ふふっ、可愛い｣




『やめて…！恥ずかしいってば…』




あまりに恥ずかしいから、研磨の布団に包まる



あ、暖かい。



今冬じゃないから、決して寒くはないんだけど。



ちょっと冷房効きすぎてて、少しだけ寒かったんだよね。





孤爪 ｢ぁ、そろそろクロ達戻ってきちゃう。


また明日ね。明日は音駒のマネしてくれるでしょ？｣




『ローテ的にそうなると思うよ〜』





孤爪 ｢良かった。

じゃあおやすみ、A｣




ポンポン



私が部屋を出る前、研磨が頭を撫でてくれた。




撫でるって言うか、ポンポンしてくれた。



私が好きなの知ってて……さすがだ。




『へへ、おやすみ研磨。』

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