白布家の白布サン “3” 【HQ】

127 ページ43

この後、真城先輩は謝りに来たけど誠意が見られなかったから許さなかった。



案の定、大地さんもスガさんも大激怒。



けど1番怒ってたのは研磨だった。



ものすごい怒りかたしてたなぁ。



普段からじゃ想像できない感じ。




そして次の日無事に合宿は再開。



私のせいで丸一日潰してしまって申し訳ない、、



と思ったので、昨日の夜はいつもより豪華な夕飯に。



みんな喜んでくれてて良かった。


あ、そういえば賢二郎には研磨が連絡したらしく



夜、3時間長々とお説教された




菅原 ｢わっ！｣



『うわぁ！？』




菅原 ｢ははっ、ビビりすぎだべー？｣




『いきなり脅かして来るのが悪いんです…！』



澤村 ｢スーガ、いい加減にしなさいね。｣




菅原 ｢ちぇー」




ひとつ



大きく変わったことがある。




今まで烏野の人達とは、一線引いて関わっていたけれど



あの日以来、呼び方を一新。




月島くんだけは申し訳ないけど、月島くんのまま。



ほとんど皆下の名前で呼ぶようになった。



スガさんは、スガさんだけど。



後、田中も田中。



あれ、なんか翔陽がすごい勢いで向かってくるんだけど！？





日向 ｢Aさん！トス！あげてください！｣





『んー……やだ！私はもう誰にもあげないって決めてるからね。』



日向 ｢えー…そんなあ……｣



縁下 ｢まあまあ日向、いくらAだってそこまではさすがにな？

ほら、菅原さんと速攻の練習してこいって｣




日向 ｢うっす！｣




『ありがと、力。』




縁下 ｢Aだって嫌なこと位あるだろうしな。


いくら俺たちに心開いてくれたって言ったって、そんなすぐにはトラウマからは抜け出せないだろ？｣




『力のそういうところ、好きだよ。』



縁下 ｢なっ…やめろ。｣





『えへへ』





西谷 ｢A！オーバーのコツ教えてくれ！俺改めてオーバー苦手だって再認識した…｣



『昔から苦手だもんねー。いいよ！』




西谷 ｢っしゃ！助かるぜ！｣




私のメンタルを気にしてなのかは知らないけど


すごい烏野の人達が話しかけてくれるんだよね


あと音駒の方々。


研磨はいつも通りだけど、夜久さんとか海さんとか。



クロは今までよりも割増でウザ絡みしてくる。




『そんなところが安心するんだけど…』

128→←126

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す