動物たちに《恋》しました

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阿部side


いつものクセか早めに起きて
時計を見たら7時丁度
隣の佐久間を見ると可愛い寝顔で眠っていた
最初は驚きすぎてよく見てなかったけど
いつものパッチリ目を閉じていて
少し聞こえる寝息
寝顔になると不細工だとか言う人いるけど
佐久間は寝顔でも絶対可愛い


佐久間「んぅ〜。」


あ、起きちゃったかな。


佐久間「スゥZｚ…」


あ、寝返り打っちゃった
起きるの俺が早すぎただけなんだけど
佐久間のこんな姿見れるとか最高
もう起きちゃったから寝るにも寝れなくて
簡単な朝食を2人分作って、クイズアプリで時間をつぶす
気づけばもう8時で
1時間も経っていたのかと思う


阿部「佐久間〜起きて〜」


佐久間「んぅ、あべちゃ？」


阿部「そうだよ。朝ごはん食べるから顔洗ってきな。」


佐久間「はぁ〜い」


寝起きだからなのかゆったりとした雰囲気で
ゆるゆるの言葉の佐久間
寝起きってこんなに破壊力あったっけ？


テーブルに朝の焼いたパンと目玉焼きに味噌汁っていう、ド定番みたいな朝食をだしてると
洗面所から佐久間が来た


佐久間「おはよ阿部ちゃん！」


阿部「おはよ。朝ごはんできてるよ。」


佐久間「阿部ちゃんすご〜い！」


阿部「一人暮らしだからある程度はできる。早く食べないと出かける時間なくなっちゃうよ？」


佐久間「それはヤダ！いただきまーす！」


それだけ出かけたいのか、急いで食べてる。


阿部「そんな急いで食べたら喉詰まっちゃうよ？」


佐久間「ゴホッゴホッ」


阿部「あーあー！水飲んで！」


予想通りに喉に詰まらせたから
水をちゃんと飲ませる


阿部「ゆっくりでいいから。急ぎすぎ」


佐久間「ごめ〜ん！」


ちゃんと食べ終わってからお皿をちゃんと片付けて
自分の服と佐久間の着る服をだす


阿部「俺はこれでいいかな。佐久間は･･･あ、俺がもう着れないやつあったしこれなら佐久間にあうかも」


選んだ服を佐久間に渡して俺も着替える
着替え終わって佐久間の方に行くと
サイズがピッタリで
色味も俺があんまり買わないような感じだったから、佐久間の雰囲気にあっていた


佐久間「どうかな？」


阿部「似合ってるよ。」


佐久間「よかったぁ！阿部ちゃん、早く行こ行こ！」


阿部「ちょっと待ってね。」


外に干してある洗濯物を取り込んで
出かける前に洗濯機に洗濯物と洗剤を入れて回す


阿部「よし、行こっか！」


佐久間「はーい！」


ちゃんと鍵もかけて
佐久間と出かけた

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