7話 ページ7
と、とりあえずシャワーだけでも浴びよう。
シャワー浴びて出て乾かしてメイクし終わってポチポチチャンネルをいじっていたら電話がかかってきた。
「もしもし?」
『あ、Aちゃん?着いたよー。地下の駐車場にレクサス止まってるからそれだよ。』
「あ、はい。」
レクサスなんて言われてもわかんねぇよ!!!!!!
『わかんねぇよって思ったでしょ?笑』
「あ、はい。」
『○○-○○』
「え?」
『車のナンバー』
「あ、はい。ありがとうございます?」
『ん、待ってるねー』
江口拓也の車に乗れるってほんとやばいむり熱中症になってよかったありがとうございます熱中症様々です
そんなことを考えながら地下の駐車場まで行って探した。
少し奥に行くとあったので運転席のドアをノックした。
おい。横顔もかっこいいなコノヤロウ。
そんなことを思ってたら窓が開いて
「お、来た。」
そう言って車から降りてきたのは江口拓也でした。
当たり前か。
そんなことを1人で考えてたら助っ席のドアを開けてくれた。
「ん、乗りな」
「あ、ありがとうございます?」
まじで人生終わるんじゃね?ってぐらいいいこと起こりすぎてびびる。
普通は遠慮するもんなんかな?でも推しと会えてご飯行けるんだよ?しかもリアコの。遠慮なんてそんなもったいないことするわけないでしょう?????
「体調大丈夫そ?」
「あ、はい。寝たら治りました!」
「水分は取った?」
「起きてから少し。」
「少しじゃダメじゃん!これ飲んでいいよ」
そう言って渡されたのは車の飲み物立てに入ってた飲みかけの水。
飲みかけの水????????江口拓也の?????
は?????え?????いいの?????
「あ、俺の飲みかけで大丈夫?」
「あ、全然大丈夫です。むしろありがとうございます?」
「いひひ。何それ笑」
あ、おいちぃ
「何食べたい?」
「江口さんのおすすめでいいですよ?」
「んーいっぱいあるなぁ」
「カレー屋さん連れてってください!」
「お、いいよ。美味しいところ連れてってあげるね」
「やったぁ!ありがとうございます」
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作者名:椛 | 作成日時:2020年6月15日 22時