37話 ページ37
「え?」
「だから知ってたってば。壮馬くんから聞いてたもん。」まぁまさか現場を見るとはおもってなかったけど。
拓也さんの顔を見たらすんごいあほずらしてて笑えてきた。
「壮馬くんに聞いてたけど、まさかその現場見るとは思ってなくてむかついたから仕返ししてやろうと思って。」梅ちゃん初めましてなのにあそこまでやってくれたのはびっくりしたけど。って言う話をして、
「え、じゃあ壮馬と話してたお泊まりかは?」
「全部嘘。」
「ねぇぇぇぇほんとに焦ったんだけど。」
でもよかったと言いながら抱きついてくる拓也くん。
「あーでも壮馬くんいい匂いしたなぁ。耳やられるかと思った。」
「ねぇ俺と壮馬どっちが好きなの?」
ほんとに可愛いなぁ私の彼氏様は。
「もちろん壮馬くんだよ?」
「だって拓也くんのことは愛してるだもん」
ニヤッとしながら言うと顔が赤くなる江口くん。かわい。
「じゃあもう俺以外の人の声でキュンキュンしないでね?」
したらおしおきなって耳元でつぶやかれ思いっきり耳を噛まれました。いたい。
「あと梅ちゃんに喘いでたでしょ」
「いや言い方な?くすぐったくて声でただけだから。」
「Aを喘がせていいのは俺だけね。早く帰ってシよ。不安にさせた分Aだけって教えあげる。」
腰が死亡する予感が...
「明日もまだ学校なんで優しくお願いします。」
「努力はするけど約束はしません。」
とりあえずあとで壮馬くんにLINEしといて、壮馬くんに頼んで梅ちゃんの連絡先でももらお。
「ねぇ」
「んー?」
「さりげなくキスマいっぱい付けないでもらっていいですか?そこ制服で隠せないんだけど。」
「いーじゃん見せつけとけば。」
「馬鹿なの?あ、ばかだったわ。」
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作者名:椛 | 作成日時:2020年6月15日 22時