31話 ページ31
その日の夜は江口さんの恥ずかしいエピソードを聞いたり斉藤壮馬にさりげなくえっちいボイス言ってもらったり安元さんにパパになってもらったり(?)してとても楽しかった。
「そーいえばAいつ帰るの?俺お酒飲んじゃったから送ってけない」
「あ、大丈夫泊まるつもりできたから。」
「えっ!もっと聞いてない!!!!!!」
「うんどーせ明日は夜からなんでしょ?だからまぁ帰りは朝くらいに出て送ってもらおーって思ってた。」
「あ、そうなんだ」
「うん。」
「Aどこに住んでるの?」
「名古屋」
「えっ!?江口まさか車で送ってってんの?」
「そうっすよ」
「江口さんのあの車もうほんとんど使う機械ないと思ってました。」
「うるさい」
「壮馬くんかわいねやっぱ嫁に来る?いや来てください!!!!!!」
なんで本人を前にこんなにぶちまけてんだろ。まぁあたおかオタクやってるからしょーがないか()
ハミング@hamingu_te_ss
わたし最近ギターはじめた。これで斉藤壮馬とおそろああああああ嫁に来てくれ
そこからまた2時間ぐらい経ってから斉藤壮馬と安元さんは帰って言った。楽しかった。LINE交換しちゃった死ぬわ。無理ぽ。
そんなことを考えながら今お風呂に入ってます。お風呂もまぁまぁおっきくてびっくりした。さすが江口拓也。
「Aちゃん〜ここに着替えおいとくねー」
「はーい」
付き合って2ヶ月。江口さんもいい大人だし私も経験はある。やっぱしそーいうことやっちゃうのかなぁ。
まぁ考えても仕方がねぇな!その時の空気に身を任せよ。
そう思いお風呂を出た。
「ねぇ江口さん。」
「拓也って呼んで」
「江口さん」
「はい。」
「ズボンは?」
そう私は江口さんのTシャツ1枚で下のズボンが用意されてなかったのだ。
「俺のでかいしAちゃんちっちゃいし、ちょうどいいのないだろーなって思ってならTシャツ1枚でいーかなって」
「チビって言うなちびって」
「いいね彼T。えっちい」
なーんて耳元でえっちい声でつぶやくから耳が飛んできいきそう。
柄にもなく顔が赤くなってしまった。
「かーわいいねAちゃん。ねぇシよ?」
私は恥ずかしくて江口さんに抱きついた。
「...聞かないでください」
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作者名:椛 | 作成日時:2020年6月15日 22時