【番外編】王家であそぼう ページ44
A「きょーーはっ！」
蒙恬 「Aちゃん、おはよっー。
きょうもだれかのお家いくの？」
ビシッと王賁に向けて指をさすA。
A「じゃじゃーーんっ！
きょうは王賁くん家にいきまーーす！」
王賁 「…かってにきめるな。」
A「ぜんはいそげ！みんないくよー！
ゴーっ！」
そう言ってこの前と同じように、蒙恬の手を握るA。
A「ほらっ。王賁くんもっ！」
そう言って笑って手を伸ばしてくれる彼女の手に何回救われただろうか。前回の蒙家で蒙恬の株が上がってしまったこともあってか、王賁はしぶしぶ手を取る。
ーーぎゅっ
三人で仲良く手をつなぎ、
今日も遊びに出かけるのだった。
✴
A「わーーーー！！(キラキラ)」
蒙恬 「わーーーー！！(キラキラ)」
A&蒙恬 「「ひろ〜いっ！！」」
目の前に広がるのは、豪華絢爛な城だった。
A「みてみて！恬ちゃん！…すごい！こんなにピカピカなおへやがいっぱいある！」
蒙恬 「Aちゃんみて！Aちゃんが好きそうな、たべものもいっぱい！」
「すげー！」「すごいー！」しか感想が出てこない二人に王賁はため息をつきながらも、部屋へ案内した。
✴
A&蒙恬 「「おおーー！！！(キラキラ)」」
目の前に並ぶのは色とりどりの食材を使った料理の数々。見てるだけでお腹がへってくる。
「王賁様のご友人の訪問なんて！」「しかも皆様可愛らしい♡」「賁様にもついに友人ができるなんて…泣」と城中は大騒ぎだった。
長いテーブルに三人が席に着くと、王賁の正面の席が空席だった。
A「……あれ？？」
王賁 「………そこは父上のせきだ」
そういった王賁くんの顔がなぜか悲しそうで、見ているAも泣きそうになった。
蒙恬 「おいしぃっー！！」
A「あ、ずるい！恬ちゃん！
…それわたしのー！」
蒙恬 「はやいものがちだよー！」
A「なにー！！」
そう言って食事を取り合ってる二人を見て…普段なら一人ぼっちか番陽と食べることが多い王賁だったが、「こんな賑やかに食べることもできるのだな」と初めて嬉しくなった。
蒙恬「あー！王賁がわらってる！！」
A「ほんとだー！わらったほうがかっこいいー！」
王賁 「なっ／／／。ばかにするなっ！」
なんだかんだ、この三人のこのやり取りがお互いに一番好きなのだった。
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とも(プロフ) - ついに信が出てきた！絡みが待ちきれません…！！楽しみです！ (2020年8月7日 21時) (
レス) id: 2ea7dae655 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - あさん» コメありがとうます。嬉しいです。一応原作沿いで行きたいので、まだまだ道のりが長いです…。笑 色んなお話計画しているので、よかったらお付き合いください。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - あさん» 私も蒙恬一番好きです。でも書いていると王賁も不思議と好きになってきます。色んなキャラと絡ませていきたいので、複数ENDになるかもです、お楽しみに。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - ののかさん» コメありがとうございます。更新みてくれて嬉しいです。お気づきかもしれませんが、更新後は誤字脱字も多いので、ちょこちょこ修正してます（笑）これからもお楽しみください。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 蒙恬と王賁が好きすぎる…！この小説の言葉使いが上手で感動してます！この回で蒙恬と結ばれたら、王賁と結ばれる小説も次書いていただけたら本当に幸せです！！頑張ってくださいずっと応援してます！投稿楽しみです！ (2020年8月5日 10時) (レス) id: 2ea7dae655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：09kokoa | 作成日時：2020年8月2日 12時
