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し「では、私も苺大福にしましょうかね…。

すみません、苺大福二つお願いします。」


店「はいよー」








暫くして、苺大福が来た。




甘味処の入り口の前の椅子に、

しのぶさんと2人で座る。







『私、しのぶさんとまた会えて、凄く嬉しい

です!!前、初めて会った時は、あんまり

話せなかったですし……』



し「……私も凄く嬉しいです。また、Aさん

に会う事が出来て」





え、本当ですか、と聞くと

はい、と笑いながら頷いてくれた。





し「Aさんと話していると、なぜだか

私、すごく楽しいんですよね。」






褒められているみたいで、嬉しくなり

少し頬が緩む。




私は、しのぶさんと話している時

楽しいけれど、安心するような、

気持ちが安らぐような、感じを抱く事が多い。






けれど、それはしのぶさんと一緒にいたい

という事であり、

しのぶさんもそう思っている事に、

私は嬉しくなった。









無一郎くんと距離をおいてから、2週間。






これ程、嬉しいと思える出来事は

あっただろうか。






多分、無かった。







しのぶさんに、この事を話したら

少しは気持ちが軽くなるだろうか。







し「あの、Aさん。お聞きしたい事が

あるのですが……」


『あ、はい!!なんでしょうか』






頚を傾げて、しのぶさんの方を見る。







し「前、宇随さんが言っていたのですが

時透くんと、恋仲なんですか?」







……え?






その質問を理解するのに、

少し時間がかかった。






そして、理解した時

動揺しすぎて、口に入れていた苺大福が

喉に詰まってしまった。




ゴホッ、ゲホゲホッ……、と咳き込む。





すごい単刀直入に聞くんですね!?!?






し「大丈夫ですか!?」





心配してくれている……。




いや、それ所じゃない!!!





『ゲッ……ゴホッ…ゲホゲホッ……。だ、大丈夫

じゃないですよ!?その宇随さんって人、

誰ですか!?どこで見たんですか!!!』





お茶を飲んで、喉のつっかえを和らげる。





今日が、私の命日なのかな?





し「宇随さんは、鬼殺隊の音柱をやっていて

少し……いや、かなり変わった人です」






そっか、そっか〜。





宇随さん、呪っておきましょう……。((

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設定タグ:鬼滅の刃 , 甘露寺蜜璃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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真緒 - とても面白くて続きが楽しみです!頑張って下さい!! (2022年5月2日 23時) (レス) @page6 id: d533a9e97d (このIDを非表示/違反報告)
智焚氣 - 更新楽しみにしてます! (2021年10月24日 13時) (レス) @page29 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
僕バナなぁ(プロフ) - 更新待ってます! (2020年6月28日 15時) (レス) id: e9a1e390fd (このIDを非表示/違反報告)
KANON(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます!! (2020年1月30日 18時) (レス) id: ed2b24d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - とても面白いです!続き待ってます! 頑張ってください!( ≧∀≦)ノ (2020年1月30日 15時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KANON | 作成日時:2019年12月3日 18時

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