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『はぁ………………』




私は鏡の前でため息をついた。


首には今日、無一郎くんに付けられた

印が残っている。



擦ったり、洗ったりしても取れない印。



まぁ、そうだよね。。。


この印は、皮膚を吸って

付ける印だもんね………









「好きだよ…………初めて会った時から」





うわ〜っ!!!!!!!


何、思い出してんの、私!!!!!






私は、自分のベットに飛び乗った。


シーツに顔を埋める。





『顔………………熱い………』






_____________________________



チュン………チュチュン………



雀の鳴き声で、目が覚めた。



いつの間にか、寝てしまったようだ。






着替えようと思い、浴衣を脱ぎ進める。


と、次の瞬間






「おはよ………随分、遅い起床だね」




落ち着いた男の子の声が、

部屋の扉から聞こえた。






『……………え?』


無「やっほー、会いたかったよA」





無一郎くんだ。




え、ちょっと待てよ。





私、今何してる?


着替え、してるんだよね?





さっき「浴衣を脱ぎ進める」って

書いてあったよね………?







『ばっ、馬鹿!!!!!!!!!!!!!!

見ないでよ、変態っ!!!!!』






そう、今の私の服装は

下着しか着ていなかった。





よくも、のこのこと私の部屋に………!!!






無「あ、やっぱり印消えてるね。付けてあげる」




無一郎くんが、下着姿の私に近寄る。





『や、やめてっ!?!?こ、こっち来たら

も、もう無一郎くんとは会わないっ!!!』


無「じゃあ、着替え手伝って……」


『手伝わなくてもいいっ!!!!!

とりあえず、出てって!!!!!!!!!』







バタンッ……!!





無一郎くんを部屋から追い出し、

急いで扉を閉める。





もう、最悪……………


夢であって欲しい……





そんな思いを抱えながら、

私は着物に着替えていった。





____________________________



無「あ、A」


『…………………………………』





この変態男、なんで私の家に居るの……?


普通に居間に座ってるし……。





無「ねぇ、A。今日は休みだから、街に

行って何かしようよ」


『…………ねぇ、無一郎くん。さっきの事、

何も無かったように喋りかけて来ないで。

私、怒ってるんだからね?』


無「怒ってるAも可愛い。」








あ、もう駄目だこいつ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 甘露寺蜜璃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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真緒 - とても面白くて続きが楽しみです!頑張って下さい!! (2022年5月2日 23時) (レス) @page6 id: d533a9e97d (このIDを非表示/違反報告)
智焚氣 - 更新楽しみにしてます! (2021年10月24日 13時) (レス) @page29 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
僕バナなぁ(プロフ) - 更新待ってます! (2020年6月28日 15時) (レス) id: e9a1e390fd (このIDを非表示/違反報告)
KANON(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます!! (2020年1月30日 18時) (レス) id: ed2b24d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - とても面白いです!続き待ってます! 頑張ってください!( ≧∀≦)ノ (2020年1月30日 15時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KANON | 作成日時:2019年12月3日 18時

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