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『はい、巻けたよ』
無「ありがとう」
え、何その笑顔。
マジ、可愛い。
今すぐ食べちゃいたい………！！((
私は無一郎くんにニコッ、と微笑み
救急箱を片付ける為、立ち上がろうとした。
だが、無一郎くんが手を離してくれない。
『無一郎くん…………？』
無「…………………A」ﾎﾞｿｯ
グイッ
無一郎くんの胸の中へと引き寄せられる。
ドクン……ドクン……
熱い。
多分今、私の顔は真っ赤だ。
無一郎くんには見られたくない………。
『む、無一郎くん…………どうしたの……？
は、離してくれないかな？』
無「やだ…………」
無一郎くんは、より私を抱き締める力を
強くした。
『ちょ………痛いんですけれども……』
恥ずかしくて、無一郎くんと顔を反らす。
無「ねぇ、A。何で顔反らすの……？」
『うっ………そ、それは……』
無「それは？」
『む、いちろう、くんが…………かっこ良過ぎて
か、顔を見れないから……でございます……』
もう、恥ずかしくて死ぬ……。
悲報 甘露寺A １５歳
無一郎のせいで恥ずかしくなり死亡
私は無一郎くんに合わせる顔が無く、
手で顔を覆った。
もう、やだ。
穴があったら入りたいよ………。
無「可愛い、A」
そう呟いて、無一郎くんは
私の顔を覆っている手を退けた。
『っ…………！』
無「……………………………………」
チュ……
次の瞬間、私の唇に
柔らかい「何か」が触れた。
無一郎くん。
今の君に、とてもドキドキしているのは
「恋」という感情を
私が君に抱いているからなのだろうか。
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真緒 - とても面白くて続きが楽しみです！頑張って下さい！！ (2022年5月2日 23時) (
レス) @page6 id: d533a9e97d (このIDを非表示/違反報告)
智焚氣 - 更新楽しみにしてます！ (2021年10月24日 13時) (レス) @page29 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
僕バナなぁ(プロフ) - 更新待ってます！ (2020年6月28日 15時) (レス) id: e9a1e390fd (このIDを非表示/違反報告)
KANON(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます！！ (2020年1月30日 18時) (レス) id: ed2b24d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - とても面白いです！続き待ってます！ 頑張ってください！( ≧∀≦)ノ (2020年1月30日 15時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KANON | 作成日時：2019年12月3日 18時
